ティム・バートンの「スウィーニー・トッド」を見たよ
TSUTAYA DISCUSのレンタルモノ視聴。関係ありませんが、DISCUSは今月既に4往復の8枚目。良いペースで進んでいます。
そんな与太話はさておき。この映画はミュージカルが原作で「理容師がお客の首筋をカット、階下のパイ屋に死体を売りつけ、その死体で作ったミートパイが売れて大繁盛!」という身も蓋もないストーリーです。ミュージカル仕立てとは言え血がピューピュー出てくるので、そういうのがダメな人は見ないように。
ストーリーは今ひとつ。原作があるせいなのか、前半と後半の繋ぎが悪いです。前半はミュージカル仕立てで話が膨らまないし、後半は復習劇メインで盛り上がらない。最後も「アレッ?」って感じで終わるので、ストーリーには期待しない方が良いでしょう。ジョニー・デップの歌も聴くべき価値はなく、ティムの映画だから仕方なくやってる感じ。「ジョニー!」な人や「ミュージカル!」な人は間違っても見ちゃダメ。
でも「ティム!」な人なら、気軽に見ても良いかも。いままで通りのブラックファンタジーな絵作りで、白と黒とか、飛び散る真っ赤な血とか、色合い的にキレイな箇所が多かったよ。忘れた頃に1人でノンビリ見直したいなぁ。
総合的にはお勧めできない駄作。ティムとジョニーのコンビで何とか救われてるけど、進んで見るべき一枚ではないと思います。
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