SHUREのSE110とSE310とSE530を聞き比べてきた

音楽

SHURE 高遮音性イヤホン・ブラック SE110-K-J

町田ヨドバシに俺様iPodを持ち込んで、SE110/310/530を聞き比べてきたよ。

視聴条件のマイナス方向に働く要因として、使い古された視聴機であること、装着方法に不慣れであること、それぞれ数分の短い視聴時間であることを上げておく。まぁ色々さっ引いて考えろってことな。

ヘッドフォンの使用経験は、SonyのNude EX(MDR-EX51LP)が2年、その後ゼンハイザーのMX500が2年ぐらいで、1万円超のイヤフォンは使用経験なし。音楽ソースは最も聞き慣れているDef Techから、適当な数曲を再生してみた。当然ロスレスなので「レートは?」とか聞くなよ。視聴順序は110→310→530。210と420が無いのは、価格対性能の傾向を大まかに掴みたかったからね。前提条件はこんなもんかな?

で、まずはSE110。明らかに何か音が足りてない。1万円も出して、この程度の音しか出ないのか。やや想定の範囲を下回っていたのでガックリした。バランスド・アーマチュア型(BA型)の「レンジが狭い」ってのは、このことを言ってるのかな?

続いてSE310。グッと音楽っぽくなった。これなら外で聞く分には文句ないかな。でも逆に、なぜSE110と同じBAが1機の構成なのに、ここまで音質が良くなるのかが不思議。ドライバ自体の性能差?それとも「チューンド・ベースポート」の効果なのかな?この違いをハッキリさせるには、SE210も聞いてみないとダメかも。

最後にSE530。ここまで来るとメインの用途が音楽観賞って感じで、鳴ってるハズの音をほとんど残らず再生してると思う。でもなー、確かに良い音はするけど、外出時に歩きながら聞くBGM用としてはオーバースペックかも。

3機種を聞き比べた感想。音質的にはSE310以上が欲しいけど、使用頻度が低いイヤフォンに2万円ちょっと出すのは抵抗があるな。ソフト・フォーム・ イヤパッドが使えれば何でも良いやと割り切って、SE110が良いのかも知れない。ただSE210も手が届かない価格ではないので、そっちも視聴してみよう。

どの機種でもソフト・フォーム・ イヤパッドの効果は絶大だった。抜群の遮音性だし、装着感もグッド。逆に遮音性が高すぎて、町歩きに向かないのではないかと不安になるぐらい。みんなこれで町中歩けてるの?あと普段から胸ポケットにiPodを入れているので、45cmのショートコードも歓迎です。

できればお嫁さんイヤーでも、問題なく装着できるのか確認したいトコロ。お嫁さんは耳も極小サイズなので、耳掛け型とか全くフィットしないんだよね。そのうち町田に出てきてもらって、試してもらうとするか。