サブウーハー自作妄想、4回目

サブウーハー,スピーカー,自作スピーカー

フォステクス 30cmコーン型・ウーファー定価23.520円(1本) FW-305

このエントリは「サブウーハー自作妄想、3回目 – Hinemosu」の続きです。

900円アンプ

900円アンプは無事に動いた。左チャンネルを鎌ベイアンプ、右チャンネルを900円アンプで聞き比べてみたけど、鎌ベイアンプと同等の音質は確保できている印象。ボリュームを上げたときにホワイトノイズが乗るけれど、これはたぶん電源ラインが弱いんだろうな。個人的には無視できる範囲なので、この900円アンプをサブウーハーのパワーアンプとして採用することに決定。

ただし出力端子の形状がRCAなので変換の必要があるかな。ジャンクのRCAケーブルを買ってきたので、切った貼ったしてスピーカーケーブルを出す予定。

参考:AV – 20Wアンプ(モノラル)キット – aitendo@shopping

ウーハーユニット、比較検討

周波数特性比較グラフ

使用するスピーカーユニットを検討するために、Spedというソフトを使って周波数特性を比較してみたよ。

Dayton 12" Titanic Mk IIIとFOSTEX FW305を比較したところ、Dayton 12" Titanic Mk IIIが圧勝。さらにDaytonの10インチ「RSS265HF-4」と、Titanic Mk IIIを比べたところ、サイズが違う割に良い勝負をすることが判明。結局、設置スペースが限られていることも考慮に入れて、Daytonの10インチユニット「RSS265HF-4」を使用することにしたよ。

そうと決まればすぐさま行動。Parts Expressは電信振り込みかPaypalにしか対応していないので、さくっとPaypalアカウントを開設。海外通販は慣れたモンだから、必要項目をガッツンガッツンと入力。つつがなく発注を完了しました。

価格はRSS265HF-4が$125.79、送料が$110.97で合計$236.76。日本円に換算すると22,003円です。問題なく届くと良いんだけどな~。

恐らく誰も要らないだろうけど、今回使用したSped用のユニットデータを置いておきます。Spedのydata.txtに貼り付けると使えるはずだよ。

Dayton,10 Titanic Mk III,29.6,85,156.1,0.44,7.34,0.47,28.3,3.3,,238,0,0,0,0
Dayton,12 Titanic Mk III,24.9,86,225.6,0.45,7.03,0.49,64.3,3.1,,280,0,0,0,0
Dayton,RSS265HF-4 10,26.2,84,145.9,0.44,3.26,0.51,45,3.3,,235,0,0,0,0
Dayton,RSS315HF-4 12,25,86,212.1,0.49,3.12,0.58,85.1,3.3,,282,0,0,0,0

参考リンク:Parts Express:Dayton RSS265HF-4 10" Reference HF Subwoofer 4 Ohm

参考リンク:Parts Express:Dayton TIT320C-4 12" Titanic Mk III Subwoofer 4 Ohm

エンクロージャ設計

サブウーハー正面・側面図

使用ユニットが決まったので、スピーカーの外箱に当たる「エンクロージャ」を設計してみたよ。

周波数特性の計算に引き続き、エンクロージャの設計もSpedを利用させてもらいました。Spedを使えばエンクロージャと音質の関係がグラフィカルに把握できるのでとても便利です。Sped様々ですな。

まずは周波数特性がフラットになるような内容積を計算。どうやら密閉箱で29.2リットルあれば良さそうなので、設置場所を考慮に入れつつ縦・横・高さを決定。最終的には「W380xH370xD290」となりました。

これなら横に置くカラーボックス1段分に近い大きさで、違和感なく設置できるはずなんだよね。こう言うところの自由さは自作ならでは。さてさて、あとは板取図を書いて発注だ!

サブウーハーを自作してみた、1回目 – Hinemosu」に続きます。

参考リンク:エンクロージャー設計支援 Sped