映画「ジャンパー」、視聴レビュー
『スター・ウォーズ エピソード2/クローンの攻撃』で若き日のダース・ベイダーこと"アナキン・スカイウォーカー"を演じたヘイデン・クリステンセン主演の映画「ジャンパー」を見たよ。
あらすじ。ひょんなコトからテレポート能力を手に入れた主人公。これ幸いと銀行の大金庫から金を盗んだり、世界中を旅したりと悠々自適の生活を送っていた。ある日、何者かに命を狙われていることを知った主人公は、偶然出会った同じジャンパーと協力し、自分を狙う組織と敵対することになる。
感想
おいらは面白かったが、見る人によってはとても詰まらない映画だと思う。判断が分かれるポイントとしては「主人公が小悪党」、「絶対的な善悪がない」、「ストーリーが薄い上に尻切れトンボ」あたりかな。
「特殊な能力を持った主人公が、自分の能力の使い所に悩みながらも、人類のためヒーローとして活躍する!」なんてのを期待して見ると、全くもって評価できないダメ映画になると思う。だけどテレポートの疾走感を「遊園地のアトラクション」のような感覚で楽しめれば、なかなかに面白い映画だったよ。
で、「遊園地のアトラクション」として楽しむには、テレビの大きさやサラウンド環境が重要なファクター。劇中で何度も繰り返される「フゥーンフゥーンフゥーン….ビュワッッッ…シュゴゴゴゴ」は、ある程度のサラウンド環境を整備していないと楽しめないだろうね。
「ストーリーが薄い上に尻切れトンボ」に関しては、3部作を予定していると聞いたので判断据え置き。うまいこと次作以降に繋げてくれたら良いんだけど、でもまぁ多分「1作目>>2作目>>>>3作目」になるんだろうなぁ。
採点は100点満点で70点。32インチ以下のステレオテレビで見る作品ではありませんので、そこんとこよろしく。
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