映画『人のセックスを笑うな』視聴後の感想
山崎ナオコーラの第41回文藝賞受賞作を、『犬猫』で日本映画監督協会新人賞を受賞した井口奈己が映画化した『人のセックスを笑うな』を見たよ。主演女優が永作博美、主演男優が松山ケンイチ、助演に蒼井優や忍成修吾も出ているので、キャスト的にも要チェック!
あらすじ。永作かわいいよ、かわいいよ永作。
かんそう。永作かわいいよ、かわいいよ永作。
感想その2。軽快だけどベタな恋愛ストーリーを、固定の長回しカメラで撮るのでテンポが悪い。「今のシーンはなんだったんだ?」的なシチュエーションが多く、ダラダラ感が強いです。
「普段の空気感」は伝わってくるけど、あまりにも日常が過ぎて眠くなる人が多そうな予感。感覚で映画を見られる人は問題ないけど、色々と考えて見る向きにはオススメできないな。
とは言え、この手法により「役者の持つ空気」みたいなモノまで伝わってくるので、永作博美か松山ケンイチのファンなら見ても良いんじゃないかな。途中で眠くなるかも知れないけど、早送りしつつ見れば永作が可愛いので満足できると思うよ。
100点満点で40点。ただし永作好き、松山ケンイチ好きなら+20点、蒼井優好きなら+10点してお考え下さい。
ベースストーリーに良い意味での「軽さ」も感じられたので、原作も読みたくなったよ。安いし160ページとペラペラだし、サッと買ってサッと読んじゃおうかな。
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