CD「Flight To Denmark」(Duke Jordan)の感想
ピアニストであり作曲家でもあるDuke Jordan(デューク・ジョーダン)のアルバム「Flight To Denmark」を聴いたよ。
ウワサには聞いていたが、このアルバムはとても良い。
ジャケットのイメージ通り「冬の静けさ」も感じるけど、だからといって感じるのは寒さではなく、ホンノリした暖かさが伝わってくるんだよね。ジャズファンは元より、そうでない人にもオススメできる名盤だと思います。
1曲目に収録されている「NO PROBLEM」(邦題:危険な関係のブルース)は、 フランス映画の「危険な関係」のサントラに使われたそうですので、もしかしたら聴いたことがあるかもね。
CDを買うなら、Amazonは在庫無しなので、HMVから買っちゃうのが良いんじゃないかと思うよ。
iTunes Music Storeで「Flight To Denmark」を試聴する
参考動画:
アルバム『Flight To Denmark』の曲目リスト
- No Problem
- Here’s That Rainy Day
- Everything Happens to Me
- Glad I Met Pat [Take 3][#]
- Glad I Met Pat [Take 4]
- How Deep Is the Ocean?
- On Green Dolphin Street
- If I Did – Would You? [Take 1][#]
- If I Did – Would You? [Take 2]
- Flight to Denmark
- No Problem [Take 2][#]
- Jordu [Take 1][#]
1973年の11月25日、12月2日に録音されたそうです。
メンバー
- デューク・ジョーダン(Duke Jordan) – Piano
- マッズ・ヴィンディング(MADS VINDING) – Bass
- エド・シグペン(ED THIGPEN) – Drums
ドラムのエド・シグペンは「ブラシの神様」なんて呼ばれる人で、ドラマー向けの教則本まで出してるんだね。
ディスカッション
コメント一覧
おー、聞いたかぁ。いいよねー、和むよなー。
Jazzでは最近『ラウンド・ミッドナイト』という映画がTVでやっててなかなか良かった。
ひでとなら気に入るんじゃないかな。
いいですねー、なごみます。かなりリピートして聴いてます。
『ラウンド・ミッドナイト』のお勧めもありがとうございます。
近々DISCUSで借りてみてみようと思います :wink:
ジョルドゥーですね
余談ですが、アルバムのジャケットを見て
At the “Golden Circle” in Stockholm
を連想します。決して人には勧めないアルバム…
映画「’Round Midnight」は、確か主役が本物のジャズメンで
真に迫ってる… とか聞いたことがあります。
デクスター・ゴードンのアルバムがたしか一枚持っていたけど…
覚えてないです。汗
コメントありがとうございます。
今なにげに調べたら、「Jorduは自分の名前”Du”ke “Jor”danから取った」って書いてあってビックリしました( http://homepage1.nifty.com/ModernJazzNavigator/one/jo2.htm )
それはさておきJorduもスゴイ良いですね。なんかどっかで聞いた感があるなと思ったら、ジャズのスタンダードナンバーなのね。Duke Jordanすごいなー
> 「Jorduは自分の名前”Du”ke “Jor”danから取った」
知らなかった!
ちなみに、僕はこのページで紹介されているClifford Brownの演奏で
この曲を知りました。
ほほー、Clifford Brownのも良さそうですね。
こんどイン・コンサートというアルバムも聴いてみます!