映画『アヴァロン』視聴後の感想
DISCUSのレンタルBDで押井守監督作品『アヴァロン』を見たよ。
あらすじ。ウィザードリーオンラインで活躍するネトゲ廃人を実写でカッコ良く描いちゃうよ。
感想。映像美、音楽美、設定美は素晴らしい。さすがは押井守と言ったところか。ただし、映画的な面白さは少ないと思う。押井守が好きなら見ても良いけど、普通の人には勧められないなー。
ちょっとまだ腑に落ちてないのは、「犬」は何だったんだろう?「移動」してたってことは、犬こそが現実世界の象徴なんだろうか?
色々と深読みできそうな気がするので、識者の論評を読んでみたいトコロです。
ディスカッション
コメント一覧
犬=押井守、では?
コメントありがとうございます :wink:
もう少し具体的に疑問を説明すると「犬はなぜ部屋からいなくなり、そしてなぜオペラのポスターに使われており、なぜリアルにいたんだろう?」と言う疑問です。
「押井守の犬」として単にアクセントとして使われたのかも知れませんが、なにか象徴的な意味があるのかな?と考えています。
今のところ現実もゲームもリアルも全て「箱の中」で、実は映画の外と中で分かれているだけで、だからオープニングが「log off」で、ラストが「welcome to avalon」で終わるのかなーとか。
犬は虚構の象徴だと思ってます。
コメントありがとうございます。
そうか、考えが逆で犬は虚構の象徴、言ってみれば特異点のような存在なのかも。
そうすると、なんかちょっとスッキリしますね。
思うに、あの映画はゲームにはまっている人間を描いた映画ではなく、
ゲーム内のキャラクタの視点で描いた映画だと思います。
(アッシュにはプレーヤの自己が投影されているかも)
犬がいなくなったのは、リセットした後でしょ。
アイテム(犬)を持ってないセーブポイントまで戻されたか、
あるいはペナルティで剥奪(ロスト)されたか。
どのみち虚構(アイテム)だと思った次第。
なーんて思いながらもう一度見ると面白いかも?
なるほど!犬もアイテムなのか、それだとすごいスッキリですね。
全編ゲーム中の風景、と言うのも同意です。
そうじゃないと、色々と辻褄が合いませんモンね。