映画「亀は意外と速く泳ぐ」の感想

映画

亀は意外と速く泳ぐ デラックス版 [DVD]

三木聡監督、上野樹里主演の「ゆるふわ系」なコメディー映画『亀は意外と速く泳ぐ』を見たよ。

粗筋と感想は以下からどうぞ。

あらすじ

平凡で退屈な人生を送っていた主婦が、とあるキッカケから「スパイ」になることに。

スパイになったからには、正体がバレないように平凡に生きないと!「平凡な毎日を演じる」って刺激的!

感想

おもしろかった!

主演の上野樹里ちゃんを始め、全ての出演陣が迫真の演技で「ゆる~い感じ」を表現していて、こう言うのが受けるヒトなら楽しめるはず。

ちょっとネタバレだけど、劇中の意味不明ネタを披露すると…

「ウェスタンジャケット買おうと思ったけど、高かったからイカで作ってみた」
「イカスタンジャケット・・・」

(シリアスなシーンで、どこからか「ビヨーンビヨーン」と音が聞こえる)
(周りを見渡しても良く分からない)
「誰かバネやってます?」
「はーい、すみませーん」
「あぁ、やっぱバネだ」

この2つ、オイラは大笑いだった。

三木聡 – Wikipedia』によると、監督の三木聡さんはシティボーイズライブ等の脚本・演出や、「ダウンタウンのごっつええ感じ」、「タモリ倶楽部」、「笑う犬」の担当に加え、「時効警察」の脚本など幅広い活動を見せるお人のようで、ここら辺に反応しちゃうヒトならオススメです。

でも逆に上のネタが「ハァ?」ってヒトは見ない方が良いと思う。モチロン文字面だけじゃ伝わらない笑いだと思うけど、ホント、意味分かんないレベルの「ゆる~い笑い」だけで構成される映画なので、真面目に見ちゃうと「損した!」と感じちゃうかもね。

あとロケ地が三浦や久里浜らしいので、そっちら辺のヒトにもオススメできるかも?

100点満点で90点!コメディ映画としては、かなりの高評価です!