世界最速の撮影セット「フォトラ」レビュー
小物撮影時に便利に使える撮影セット「フォトラ」をお借りする機会に恵まれたので、使い勝手や作例を交えたレビューをお届けするよ。
撮影セット「フォトラ」について
今回ご紹介する「フォトラ」は、撮影用のライトや背景紙などがセットになった「撮影セット」です。
小物撮影などの「ブツ撮り」では、ライトや背景を用意するとググッと絵が引き締まります。
だけどアレコレ道具をそろえるのは大変だし、いざそろえても設置や調整が面倒だったりするんですよね。
でもフォトラがあれば一気に解決!手軽に気軽に撮影が始められるし、しかもキレイで本格的な写真が撮れるんですよ。
「フォトラ」フォトレビュー
そんな感じで、写真好きなら思わず「欲しい!」と思っちゃうであろうフォトラさんを、大きめ写真を使ってレビューしていきたいと思います。
内容物一覧。上段にある四角い白い箱2つがフォトラ本体で、中段にある紙筒が背景紙です。最下段は右側から蛍光ランプ、説明書、ディフューザー類となっています。上段奥にチラッと写ってる「背景紙立て」は、見かけはタダの段ボールなのでウッカリ捨てないよう注意が必要です。
フォトラ本体と蛍光ランプ、それに専用拡散パネルを並べておいたところ。右が組み立て前、左が組立後になります。大きさ比較用に私物のiPhone 3GSも置いてみました。
発光時のイメージ。前面にディフューザーを付けて光量を調整することが出来ます。
本体下部には三脚穴が開いているので、三脚を使ってフォトラを高い位置に固定することも可能です。
使用イメージはこんな感じ。背景紙はクリップで留めろとあったのですが、クリップがなかったので洗濯ばさみで代用しました ^^;
使用イメージその2。フォトラの上蓋がレフ板の役目をする上に、角度調節で光量の調整が出来るようになってます。
使用イメージその3。背景紙の高さがないので、高さ20cm以上のブツを下から撮るのは難しいです。
使用イメージその4。わずか700円で自作した撮影ボックスと組み合わせることで、より快適な撮影環境が構築できました。
フォトラ収納時のイメージ。コンセントを本体内に格納できる上に、背中合わせにピッタリとくっつけることが出来るので、コンパクトに収納できるようになっています。
「フォトラ」使用時の作例
ここでは「フォトラ」を使用して撮った写真を紹介します。写真はすべてPowerShot S95で撮ってますよ。
片側からフォトラを当てて撮った攻殻機動隊 トコトコタチコマさん。やっぱ照明があると雰囲気出るね!
両側からフォトラを当てて撮ったタチコマさん。こっちのがブツ撮りっぽいかな?
パソコン用CPUヒートシンク。照明によるテカりが雰囲気を出してくれます。
パソコン用CPUヒートシンクその2。銅パイプに反射した光がカッコ良い!
別途お借りしている「インターバルレコーダー「レコロ」」の撮影でもフォトラを使ってみました。
これも「レコロ」です。この撮影環境に慣れちゃうと、照明なしには戻りたくないなぁ。
フォトラの感想
いろいろとフォトラで撮ってみましたが、これはバツグンに便利ですね!
うたい文句にある「30秒で撮影開始」は難しいですが、簡単に撮影が始められるのは事実。
手軽に気軽に撮影が始められて、しかも雰囲気バッチリの写真が撮れるんだから言うことなしです。
単なる照明器具として見ても、ディフューザーや上蓋レフ板で光量の調整が出来るのが好感触。もう少し細かな光量調整が出来るとうれしい気もするけど、必要ならペーパーを挟むなど工夫すれば、なんとかなりそうな気配もします。
収納も考えられていて、フォトラ本体はスッキリコンパクトに収まるのも良いですね。その他付属品の置き場所に困ったりするかもだけど、そこら辺は大目に見る感じかな。
ちょっとお値段高めかなーとは思いますけど、思い切って買っても損はない気配。各種ブツ撮りの照明にお困りなら、一考の価値がある商品だと思いますよ!
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません