安価なインターバルレコーダー「レコロ」レビュー
キングジムから発売された安価なインターバルレコーダー「レコロ」をお借りする機会に恵まれたので、大きめ写真と実写動画を交えたレビューをお届けするよ。
「インターバルレコーダー」ってなにさ?
まずはインターバルレコーダーの説明から。
「インターバルレコーダー」は、「インターバル撮影」を行うためのカメラです。で、「インターバル撮影」ってのは、一定時間ごとに写真を撮り続けること。普通は撮った写真を繋ぎ合わせて動画として再生します。
たとえば毎秒1枚の写真を撮って、それを秒間30枚の動画として再生すると、30秒の出来事が1秒に圧縮して見られるわけです。
使いドコロとしては、植物の成長や自然風景を長時間撮影して、それを分単位のごく短時間で再生して楽しむ感じ。
なんかちょっと面白そうでしょ?
「レコロ」フォトレビュー
そんな「インターバルレコーダー」であることのレコロさんを、大きめ写真を使って紹介していきます。
外箱裏面。借用品なので「SAMPLE」のシールが貼ってあります。
箱を開けたところ。レコロ本体と、ほぼ同じ大きさの箱に入ってます。
内容物一覧。レコロ本体、ミニ三脚、メモリカード入れ、ACアダプタ使用時に使う換えカバー、説明書が入ってます。
私物のiPhone 3GSと並べておいたところ。大きさ的には一緒ぐらいですね。
レコロ本体の正面側。曲線を多用したデザインで、かわいらしい外観ですよね。
正面下部にあるフタを開けたところ。単三電池2本とSDカードのお尻が見えますね。
付属の三脚を使うとこんな感じ。ミニ三脚が付いてるのは親切だね~。
付属の三脚を使うとこんな感じ、その2。ぐねぐね曲がる三脚だけど、シッカリした作りなので安定感は良いですよ。
「レコロ」で撮った動画紹介
ここでは実際にレコロを使用して撮影した動画を紹介します。
自宅ベランダから撮影した空の動画。撮影間隔3秒・秒間24コマ設定で撮影しました。
氷が溶けていく様子を撮影した動画。撮影間隔3秒、秒間12コマで撮影しました。
愛猫マイとNanaが寝室でくつろぐ様子を撮影した動画。撮影間隔3秒・秒間24コマ設定で撮影しました。
「レコロ」の感想
これは面白いね!
撮影を始めるのはわずか3ステップだし、撮影するだけで動画が出来ちゃうので見るのも簡単!機械に詳しくないヒトでも、迷うことなく使えるんじゃないかと思います。
防雨設計になってるのも好感触。例えば屋外撮影だと急な雨もありえるワケで。そんな時、防雨設計なら気軽に撮影できるので地味に助かります。
定価6,930円と価格控えめなのも好感触。画質はイマイチだし、出来ることも限られるけど、この値段ならウッカリ買えちゃう範囲だよね。
とは言え、低価格故に使い勝手の悪い部分もありました。
一番困ったのが「どんな動画になるのか想像できない」こと。本体で動画を再生できないので、その場で撮影内容の確認ができません。しかもレコロの設定内容から完成動画をイメージするのが難しいので、どんな設定にすれば良いのかサッパリ分かんないのよね。
レコロでの撮影を繰り返すうち、段々と出来上がりイメージが沸くようになったけど、慣れるまでは「試し撮り→パソコンで再生→再度の試し撮り」の繰り返しでタイヘンだったよ。
それから光学ファインダーと撮影範囲がズレてたのも困りました。お借りした個体がハズレだった可能性もあるけど、近接撮影時は狙った構図にならなくてビックリしたよ。
撮影した動画ファイルにタイムスタンプが付かないのも残念。時計を内蔵していないので、ぜーんぶ初期値(2011/01/01 00:00:00)の動画になっちゃいます。「いつ撮影したのか?」ってのは重要な情報だと思うので、時計機能は付けて欲しかったなー。
そんな感じの「難点」もあったけど、価格を考えると十分に我慢できる範囲の「制限」だと思います。やっぱ安いのは魅力的よね。
レコロで撮った動画を見て「自分でも撮ってみたい!」と思ったら、サクッと買っちゃうのも良いと思いますよ!
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