au版iPhone4Sを「プランEシンプル」で運用する
au版iPhone4Sを「プランEシンプル」で運用する場合について、色々と調べてみました。
そもそも「プランEシンプル」を選べるの?
そもそも「iPhone用プラン以外を選べるの?」って疑問もありそうなので軽く解説。
au公式では、iPhone用の料金プランとして「プランZシンプル + IS NET + ISフラット」を紹介していますが、実はすべての料金プランと組み合わせが可能です。
上記リンク先の「料金概要 – 料金プラン」の所を良く見ると、「その他の料金プランはこちら」って書いてありますよね?
で、「その他の料金プランはこちら」を見ると、auのシンプルコース用料金プランが表示されますよね?
つまり、iPhone 4Sに「プランEシンプル」を組み合わせるのもオッケーですよ!ってコトになります。
「プランEシンプル」適用時の月額料金
「プランEシンプル+誰でも割」を選択し、音声通話もパケット通信も行わなければ、iPhone 4Sを月額780円(+ユニバーサルサービス料)で運用することが可能です。
パケット通信は、iPhoneの「設定」から「一般 – ネットワーク – モバイルデータ通信」をオフにすれば遮断可能です。この状態でもWi-Fiは使えるので、無線LANやモバイルルータを経由してネットを使うことは出来ます。
通話に関しても、家族割やネットワーク経由の音声通話サービスを活用することで、ある程度は代用可能です。
つまり「iPhone 4Sを月額780円で運用する」のは、十分に現実的だと言うことになります。
よく話す相手がいるなら
iPhone 4Sを電話としても使うよ!だからこの計画は無理!ってヒトもいるかも知れません。
でも「指定通話定額」を利用すると、月額390円で指定した3件までのau間通話が24時間無料になります。
もちろん「家族割」も適用できるので、「家族+友だち3人」までなら月額1,170円で収まる計算です。
パケット定額なしだとパケ死が怖い
「プランEシンプル」だけを適用し、「ISフラット」などのパケット定額サービスに入らないと、「パケ死」が怖い!と言うヒトもいるかも知れません。
トコロがどっこい、「プランEシンプル」には0円~5,985円のパケット定額が自動適用されるのです。(実際にパケット通信を行う場合、後述する「au.NET利用料 500円」が加算されます。)
つまり「プランEシンプル」なら、どうしてもパケット通信が必要な時に「モバイルデータ通信」をオンにする手もあるわけです。
もちろんその月はパケット料金を請求されますが、ふたたび「モバイルデータ通信」をオフにすれば、次月からは780円運用になりますよ。
IS NETは必要ないの?
詳しいヒトだと「IS NETはいらないの?」と疑問に思うかも知れませんが、パケット接続を行わなければIS NETは必須ではありません。
しかも、もしパケット通信が必要になっても「au.NET」を使ってパケット接続を行うことが可能です。
au.NETは申し込み不要で、月額500円の料金で使用可能です。
どうしてもパケット通信が必要になったら、iPhoneの「モバイルデータ通信」をオンにするだけで、すぐにパケット通信を用いたネット接続ができるようになります。
オマケのメリット
「プランEシンプル + Wi-Fi接続」なら、「電話中にネットできない」や、ネットが遅くなる「○問題」も解決です。
なぜなら「電話中にWi-Fi」は可能ですし、ネット接続はWi-Fiに頼るので「auの○」も無関係だからです。
これは直接的には「プランEシンプル」を選ぶメリットではありませんが、副次的に得られる効果としては小さくないメリットだと思います。
「プランEシンプル」を選ぶデメリット
ここまでau版iPhone 4Sに「プランEシンプル」を適用した場合のメリットを上げてきましたが、実はデメリットも少なくありません。
以下、分っている範囲のデメリットを順に解説していきます。
毎月割が付かない
iPhone 4Sで「毎月割」が適用されるのは、契約時に「ISフラット」に申し込んだ場合だけです。
そのため「プランEシンプル + 定額なし」プランでは毎月割が適用されません。
とは言え、以前に「au版iPhone 4Sを月額最安で運用する」で試算した結果によると、2年運用時は「ISフラットあり」よりも、「プランEシンプル + 定額なし」が安上がりと言う計算になりました。
乗りかえキャッシュバックキャンペーンが適用されない
au版iPhone 4SにMNPすると1万円がキャッシュバックされる「乗りかえキャッシュバックキャンペーン」は、「ISフラット(キャンペーン)」および「IS NETコース」の申し込みが必要です。
そのため「プランEシンプル + 定額なし」プランではキャッシュバックが行われません。
とは言え、以前に「au版iPhone 4Sを月額最安で運用する」で試算した結果によると、2年運用時は「キャッシュバックあり」よりも、「プランEシンプル + 定額なし」が安上がりという計算になりました。
au Wi-Fiスポットが使えない
駅、空港、カフェなどで、auが用意したWi-Fiスポットが使える「au Wi-Fiスポット」は、「ISフラット」を利用しているユーザーしか使えません。
そのため「プランEシンプル + 定額なし」プランでは、「au Wi-Fiスポット」は利用できません。
とは言え、au版iPhone4Sユーザーは、2012年3月末まで「Wi2 300」が無料で使える「公衆無線LANご利用お試しキャンペーン」が適用されます。
このキャンペーンは料金プランに係わらず適用されるので、「プランEシンプル + 定額なし」でも利用可能になっています。
モバイルデータ通信オフ時は各種制限がある
KDDIお客さまセンターに問い合わせたところ、モバイルデータ通信をオフにしている場合、現状で以下のサービスが利用できないそうです。
- SMS(Cメール)の送信
- Eメール利用登録設定
- 迷惑Eメールフィルター設定
1番のCメール送信は、使用環境によっては大きな問題となるかも知れません。一般的なEメールサービスである程度の代用は可能ですが、Cメールを頻繁に使う場合は「プランEシンプル + 定額なし」は選択しない方が良さそうです。
2番、3番に関しては、必要時に「モバイルデータ通信」をオンにし、パケット代が掛かるのを承知で設定/登録を行うことは可能です。加入初月はパケット・オンで各種設定/登録を済ませ、次月以降パケットオフにすれば大きな問題にはならないと思います。
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