Ziipo製ハンディーウォーマー「ZHW-JF」レビュー
ZIPPOブランドのハンディーウォーマー「ZIPPO ハンディーウォーマー」を買いました。Amazonで2,982円でした。
レビューが遅れてやや季節はずれになってしまいましたが、来シーズン向け情報と居直って、大きめ写真を多用したレビューをお届けします。
ハンディーウォーマー「ZHW-JF」とは
ハンディーウォーマー「ZHW-JF」は、いわゆるひとつの「カイロ」でして、昔なつかし「ハクキンカイロ」の同等品でもあります。
この商品が普通のカイロと違うのは、燃料を用いる「化学カイロ」だと言うこと。
燃料を使うと言っても直接火を使うわけではなく、タンク部に燃料のジッポオイルを注油後、バーナーに火を当てることで化学反応が始まります。
その後は燃料が無くなるまで暖かさが持続し、最大で24時間もの長時間使用が可能となっています。
ハンディーウォーマー「ZHW-JF」フォトレビュー
そんなわけで、ハンディーウォーマー「ZHW-JF」のフォトレビューをお届けします。
付属品一覧。本体とオイルに加え、注油用カップと専用袋が付属します。
大きさ比較用にiPhoneと並べてみました。だいたい同じぐらいの大きさです。
キャップを外したところ。見えたのがバーナーで、ここに火を当てると化学反応が始まります。
バーナーは本体の凸部にハマっているだけで、軽く引っ張ると外れるようになっています。
実際の注油イメージ。まずは付属の注油カップに、適量のジッポオイルを注ぎます。
次に注油カップの注ぎ口から、ゆっくり本体の綿に染み込ませていきます。
注ぎ終わったらバーナーを取り付け、最後にライターで数秒あぶると発熱が始まります。
一緒にカイロベルトも購入しました。このベルトにハンディーウォーマーを入れて、腰のあたりに固定して使います。
ハンディーウォーマー「ZHW-JF」の使い勝手
良い感じ。
厳冬期のバイク通勤で使用しましたが、体の芯まで冷え切ると言うことが無くなりました。
暖かさも十二分。と言うか、付属の収納袋に入れないと熱すぎて使えないぐらいです。聞くところによると、使い捨てカイロの10倍以上の熱量を発するそうで、下手するとヤケドしそうな勢いです。
暖かさが長時間持続するのも良いですね。注油量によりますが、12時間〜24時間ぐらい暖かいので、「自宅→会社→自宅」と家に帰り着くまで使えます。
燃料がジッポーオイルと言うのもポイントです。ジッポーオイルはコンビニやスーパーなど身近な場所で売られているので、「燃料が手に入らなくて使えない」なんて事はありません。
コストパフォーマンスも悪くないです。
12時間分の必要油量が12mlで、ジッポーオイル355ml缶が500円で買えるとして計算すると、一回当たりのオイル代は16円ぐらい。それと消耗品のバーナー1個600円が60〜90回使えるとして1回あたり6円〜10円ぐらい。
合計すると1回の使用コストは22円〜26円と言う計算になります。安い使い捨てカイロと同じぐらいの値段かな?
とは言え、この製品も良いところばかりではなく、いくつか難点もあります。
自分が気になったのは、給油が手間な事、使用開始時にライターが必要な事、それから少しだけオイル臭がすることかな。
給油の手間は慣れの問題だし、ライターは持ち歩けば良いとしても、オイル臭の感じ方は個人差がありそうで難しい感じ。ジッポーオイルの臭いになれてない人は、完全にNGかも知れません。
これらの難点に納得できるなら、厳冬期の屋外で作業するような人は購入を検討する価値があると思います。火を使わず、外気温に影響されにくく、しかも長時間使えるのが良い感じです。
特にバイク・自転車乗りなら、持ってて良い商品だと思いますよ。オススメ!
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