滝や川を流れるように美しく撮る「NDフィルター」を使ってみた
滝や川の流れが白糸のように美しく表現された写真を見たことがありませんか?
「NDフィルター」を使えば、こんな写真が撮れるんです。
NDフィルターとは
NDフィルターは、カメラレンズの先に付ける減光用フィルターで、減光の度合いによってND2、ND4、ND8…などの種類があります。
NDフィルターを使ってカメラに入る光の量を制限すると、適正露出にするためのシャッタースピードが長くなります。
シャッタースピードが長くなると、動きのある水が線のようになったり、街を歩く人が写真に写らず消えてしまったり…
そんな「普段とは違う写真」を撮るための小道具がNDフィルターです。
昇仙峡 仙が滝
と言うことで、実際にNDフィルターを使って滝や川を撮ってみました。
まずは山梨県 昇仙峡の仙が滝です。当日の天気は小雨でした。
この写真は、ND8のフィルターを付けた上でf/22まで絞って、露出時間3.2秒で撮りました。流れてますね~。
こちらは露出時間2.5秒。流れ落ちた水が滝つぼに広がるところまで、糸のように写っていますね。
最期は露出時間0.6秒。周囲の明るさや露出時間で仕上がりが異なるので、その場にあった試行錯誤が必要ですね。
川の流れ
日を改めて、こんどは川の流れを撮ってみました。この日は眩しいぐらいの晴れ模様です。
ND8のフィルターを付け、f/29まで絞ったのですが、それでも明るくて露出時間が1/4秒程度しか伸ばせません。
太陽が陰った時なら0.6秒まで伸ばせましたが、まだ物足りない感じです。
結局この日は明るすぎて、白糸のような流れる写真を撮れませんでした。ND8のフィルター1枚だと、晴天時は難しい場合もあるようです。
あとがき
NDフィルター、おもしろいですね。
「他の場所で撮ったらどうなるかな?」「他のフィルターを使ったら?」「雑踏を撮ったら?」などなど、いろんなパターンを試してみたくなります。
安いものなら1,000円前後で買えるので、遊び半分で買えるのもポイント。自分も減光量の違うフィルターを買い増すつもりです♪
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません