運動不足解消や名所旧跡の発見も!?現実世界を舞台にした仮想の陣取り合戦ゲーム「イングレス(Ingress)」が面白い
Googleの社内ベンチャー「Niantic Labs」が開発したスマホで遊ぶ陣取り合戦ゲーム『イングレス(Ingress)』。昨年末にリリースされたAndroid版に加え、先日iOS版がリリースされたことで話題になっています。
イングレスはスマホで遊ぶゲームなんですが、運動不足解消に繋がったり、現実世界の名所旧跡に出会えたりするという不可思議なゲームでして、これまでになかった面白さを秘めてるんですね。
そんなワケで、まだイングレスをご存じない方のため、サクッと軽めに『イングレス(Ingress)』を紹介したいと思います。
なにをするゲーム?
イングレスをゲームのジャンルとして分類すると「Map-based Mobile MMORPG(MMMMORPG)」と言うなんとも長ったらしいジャンルに該当するそうです。
少し噛み砕いて言うと、実際の世界地図を下地として用いた、スマホ上で展開される多人数参加のリアルタイム陣取り合戦と言ったところでしょうか。
ゲーム中では緑軍と青軍が敵対しています。
各軍は現実世界に存在する拠点(神社仏閣、銅像・彫像・壁画、駅など)を奪い合い、さらにその拠点を頂点とした三角形のエリアを作ることで、三角形内を自軍陣地として獲得できるようになっています。
あらたに拠点を獲得したり、自軍陣地を形成したり、敵軍の拠点を開放すると経験値が得られ、経験値を積み上げるとレベルアップしていきます。レベルが上がると自軍の拠点を強固にしたり、敵軍に対する攻撃力が上がったりしますので、陣地獲得が今まで以上に捗ると言った流れ。
上述した「三角形」は、拠点同士を結ぶラインが交錯してはいけないとか、四角形では陣地にならないとか、色々と「縛り」になるルールがありまして、上手に三角形を構築するために作戦立案も必要だったりします。
なにが面白いの?
このゲームのキモとなるのは、前述した拠点…正式には「ポータル」と言うんですが、これを獲得しラインを結ぶには、拠点の近くに行く必要があると言うことです。
具体的には拠点の半径40メートル以内に近寄らないと、拠点獲得や陣地構成、敵拠点への攻撃などが行えないようになっています。実際やってみると分かるんですが40メートルってかなり狭い範囲でして、感覚的には目で見て分かるぐらいまで拠点に近寄る必要があるんですね。
しかも拠点同士は離れた場所にあることが多く、三角形の陣地を構築するため、三個所の拠点を確保しようとすると、けっこうな距離を歩く羽目になります。でも、この「歩け歩け」な感じがテンションを上げるのに一役買ってて楽しいんです!
加えて言うと、そんな感じで歩いて行った先で「こんなトコロに、こんな物があったんだ?!」的な発見に繋がることもあり、普段歩いている町を見直す切っ掛けにもなったりします。
もうひとつ面白いのが「リアルタイム」って所ですかね。このゲームは地図だけではなく時間も現実に即して動いており、敵味方の活躍が日々刻々とゲーム内に反映されるようになっています。
自分の体験でお話ししますと、駅前の主要拠点を確保しに行ったら、目の前にある自軍の拠点が攻撃されている事に気がつきました。敵軍も攻撃に際しては拠点に隣接する必要があるため、詰まるところ「この人混みのどこかに敵がいる!?」と言う状況なワケでして。「目の前で見知らぬ敵に攻撃される」という、面白さ半分・怖さ半分の「オドロキ」に包まれる出来事に遭遇しました。
はじめる前に気をつけて欲しいこと
そんな感じで歩くこと、動くことが好きな人には積極的にオススメしたいゲームなんですが、これから始める人に2点ほど気をつけて欲しいことがあります。
1つめ。現実世界と密接に係わるゲームなので、IDやゲーム内の作業内容を見知らぬ人に伝えないようにしましょう。たとえば拠点を確保すると、確保した拠点・時間・IDが即座に全世界に共有されます。
これはつまり、悪意を持った人があなたのIDを知っていたら、あなたの行動を追跡できると言うことに繋がります。極論すると見知らぬ人が「お!xxさんが○○駅前で活動してるの発見!会いに行こう!」なんてコトが出来ちゃうわけでして、これはちょっと気持ち悪いなと。
そんなワケでプレイを始める際にはどの程度の情報を公開するべきか熟慮し、もし心配なら「Ingress(イングレス)を始めたい女性のための安全な開始方法 | しゅうまいの256倍ブログ neophilia++」などを参照の上、秘密のIDでコッソリとプレイすることをオススメします。
2つめ。もし既に遊んでいる友人・知人が身近にいるようでしたら、その人が緑か青かを確認し、同じ色のチームに所属するようにしましょう。
拠点の確保や陣地の構成、敵軍への攻撃は、同色チームが集まって行動すると有利に進められるようになっています。つまり友人・知人が同色なら協力して遊ぶことが出来るワケでして、できれば同じ色のチームに属した方が楽しく遊べると思います。
ちなみに自分は緑軍こと「エンライテンド(Enlightened)」に属してますよ!
これから始める人へ
これから始める人は以下の情報を参考にすると良いでしょう。
日本語字幕付き、公式ビギナーズガイド。
初心者向けの各種まとめ。
☆ 【MMMMORPG】Ingress初心者まとめ【廃人無双】 – NAVER まとめ
☆ Ingress(イングレス)を始めたい女性のための安全な開始方法 | しゅうまいの256倍ブログ neophilia++
☆ temporary tokage notes • はじめてのIngress
☆ [N] iPhone版「Ingress」現実世界と絡み合うブルーとグリーンの陣取り合戦!ドハマりして初日から10km以上歩いています!ダイエットにも最適!
☆ イングレス初心者におすすめ!レベルごとの行動指針 |
当ブログでも引き続きイングレス情報について書いていこうと思いますので、ツイッターやFacebookページ、RSSなどを購読して頂けると嬉しく思います。
おわりに
イングレスは無料で遊べるシンプルなゲームです。
ですが、ついつい歩かされる不思議な魅力があり、気がつくとドップリとハマる人が少なくありません。
ぜひアナタもイングレスの世界に飛び込んで、町歩きを楽しみましょう!
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