街を、草原を、荒野を、砂浜を走る。ドライブ好きに本体ごと薦めたくなるゲーム「Forza Horizon 3」レビュー
オーストラリアを元にした約1000平方kmもの広大なフィールドを、好きな車に乗って好きなように走り回る。
たとえば街中。たとえば草原。荒野や砂浜、砂漠、山奥。いろんな場所を気ままにドライブする。
そんな楽しみ方ができるのがXbox One用ゲームソフト「Forza Horizon 3」。
ゲームの本筋としては『Horizon Festivalと言う大規模カーフェスの主催者になって、レースしたりイベントしたりでフェスを盛り上げよう!』ってストーリーがある。
でもストーリーはあまり意識する必要はなくて、気ままにドライブし続けているだけでも良い。それだけでも、あたらしい車がもらえたり、経験値が入ってレベルアップする。
いちおう他の車と順位を競うレースもある。レースでは自由にオンオフ可能な様々なアシスト機能と、好きなタイミングでレースを巻き戻すリワインド機能があるお陰で、初心者でも簡単に上位に食い込める。上級者はアシスト機能をオフにすることで、経験値や賞金が多めにもらえる。
レース以外のコンテンツも豊富で楽しい。機関車と競争したり、山から海に向かって一直線に駆け抜けたり、珍しい車を見つけて写真を撮ったり、空港で時速300kmを目指したり。しかもコンテンツとコンテンツの繋ぎが「ドライブ」になっているので、とにかくずっと運転を楽しめる。
登場する車は350種以上。旧車や名車、スーパーカーや超レアカーなど本当に種類が豊富で、しかもスペックや見た目を自分好みにカスタマイズできる。
フィールドが広大なだけではなく、時間変化があるので景色の変化も楽しめる。朝焼けを見ながら街中を、眩しい太陽を浴びながら砂浜を、満天の星空を観ながら荒野をドライブ。しかも天候の変化もあって突然雨が降ってきたりもする。街中には自分以外の車も走っていて、本当に車を運転しているような気分になる。
ドライブ中に楽しむラジオも複数の局が用意されている。各局ごとに得意ジャンルが異なっているので、今日はドラムンバスを聞きながらスーパーカーを流そうかなとか、今日はクラシックを聴きながら名車で海岸線を走ろうとか、気分に合わせてBGMを選べる。
ゲーム中に用意されたいろんなモノすべてが「たのしくドライブ」方向に振ってあるお陰で、時間が許す限りずっとドライブを楽しんでいたくなるゲーム。それが「Forza Horizon 3」。
いまならXbox One本体と合わせても3万円ちょっとで買える。ゲームが遊べるWindows10マシンを持っているならPC版もある。「Xbox Play Anywhere」のお陰でWin/Xboxどちらかでダウンロード購入すると、両方で遊べるようになるのも魅力。
そんなワケで。クルマ好き、ドライブ好きなら迷うことなく「Forza Horizon 3」を買うが良いよ。
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