ゲーミング座椅子という新しい概念。AKRacing「極坐」(ぎょくざ)の究極の座り心地を試す

モニター・サンプリング

高い質感。究極の座り心地。「極坐」(ぎょくざ)の名は「玉座」に繋がる。

画像引用元:http://www.tekwind.co.jp/products/AKR/entry_13026.php

テックウインド株式会社から発売されている「AKRacingゲーミングチェア」のラインナップに、日本のライフスタイルに合わせた座椅子タイプのモデル「極坐」(ぎょくざ)が追加されました。

今回テックウインドさんから製品を提供いただき試用する機会がありましたので、大きめ写真をメインに「極坐」の座り心地・使い勝手のコメントを添えたレビューをお届けします。

製品はこんな感じの箱で届きました。結構大きめで重さもズッシリ。小柄な人、力の弱い人だと受け取りに苦労するかも?

箱の中にはいくつかのパーツに分かれた「極坐」が入っています。組立は必要となりますが、基本的には座面と背中の2ヵ所を繋ぐだけ。工具も付属していて難しい作業はありません。

一人で15分ほどで組み上げました。もうこの時点で存在感がすごい!

リクライニング機能も付いていてリラックスしたい場合にも使えます。リクライニングは映画やテレビを観るときなんかにも良さそう。

フラットポジション付近までシートを倒せるので、なんならここで寝られちゃいます。

驚いたのは座面の下まで皮(PUレザー)で覆われていること。重いので床を傷つけるのでは?と心配していたのですが、これなら大丈夫そうですね。

アームレストは高さ、角度、前後が調整可能。ロック機構がないのが残念ですが、十分な調整幅があるので好みのポジションにセットできます。

アームレスト、一番下げて実測33センチ
アームレスト、一番上げて実測40センチ
アームレストの回転調整例

座面がしっかりしていて厚いので、パソコンデスクなどと組み合わせて使う場合はデスク側の高さに注意が必要です。座面位置は実測で20センチあたりなので、足を入れるスペースを考えると35~40センチぐらいデスク下に空きがないと狭いかも。

標準でヘッドレスト(頭)・ランバーサポート(腰)が付属します。包み込むようなシートに加え、ヘッドレストとランバーサポートをコントロールすることで、安定した姿勢を取ることが出来ます。

実際に座ってみると、クッション材が肉厚な上に適度な柔らかさを持っているので、体重が分散されて長時間座っても疲れません。座面幅が広いので楽にアグラをかけるし、背もたれが高いので背の高い人でもユッタリと座れるはず。

ベース部分が360度回転するので座ったまま簡単に向きを変えられます。一人暮らしで「手の届く範囲に全部ある」なんて人は回転機構が役に立ちそうです。

カラーは今回紹介したブルーの他に、ビビットな配色の赤、落ち着きのあるグレーを加えた3色展開。どれもカッコ良い系のカラーなので、この椅子を置いておけば室内全体のカッコ良さにも繋がりそう。

画像引用元:http://www.tekwind.co.jp/products/AKR/entry_13026.php

税込み市場想定価格が42,800円前後と高価ですが、座り心地とデザインは価格に見合ったクオリティ。

価格や設置スペース・重量的にすべての人に受け入れられる製品では無いと思いますが、「長時間座れるカッコいい座椅子が欲しい!」と思ったら、AKRacing「極坐」(ぎょくざ)はオススメできる選択です。

AKRacing 展示店舗の紹介」で紹介されている店舗でAKRacing製品が展示されているそうです。もし購入に迷ったら、お近くの店舗で実際の座り心地を試してみてはいかがでしょうか?包まれるような極上の感覚があなたを待っていますよ。

この記事はレビューズからの依頼を受けて執筆しました。

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