花粉症に備え自宅でヨーグルトを量産する(追記あり)

2017.1.23ヨーグルトメーカー,レビュー,花粉症

日本全国3,300万人の花粉症患者の皆さま、こんにちは。花粉症歴16年の@hidetoです

関東ではそろそろ花粉が飛び始めたようですが、花粉症対策の準備はお済みでしょうか？自分は今年、ヨーグルトを食べて少しでもアレルギー反応を抑えることを目論んでおります。

ここから追記

当初、このページは「花粉症に備え自宅でR-1ヨーグルトを量産する」として公開していましたが、ヨーグルトメーカーではR-1そのものは作れないとの御指摘を頂きました。

明治の公式Q&Aから関連個所を引用します。

Q. プロビオヨーグルトＲ－１を種菌にしてヨーグルトを作ることはできますか

A. 回答
プロビオヨーグルトＲ－１を種菌にしてヨーグルトを作ることはできます。

ただし、プロビオヨーグルトＲ－１の特徴である１０７３Ｒ－１が作り出すＥＰＳ(多糖体）の量は、原材料や発酵条件等により異なります。
一般家庭ではこの商品と同等量のＥＰＳ(多糖体）を作り出すことができないと考えられます。

そのため、当社で生産しているプロビオヨーグルトＲ－１をお召し上がりいただくことをおすすめします。
引用元：http://qa.meiji.co.jp/faq/show/43

まとめますと「R-1を種菌としてヨーグルトは作れる」が「一般家庭ではR-1相当のEPS」を作れないとのこと。R-1の効果を期待するならR-1を買うのが賢明なようです。

ただ、花粉症を含むアレルギー症状にはヨーグルトが効果的と言われていますし、ヨーグルトを大量生産できること自体は大きなメリットだと思いますので、このページ自体は残しておきます。

ここまで追記

なぜ花粉症対策でヨーグルトを食べるのか？

ヨーグルトは牛乳に乳酸菌をくわえて発酵させる発酵食品。ヨーグルトを食べると乳酸菌が腸内で繁殖して腸内の環境を整えてくれるそうです。

で、どうやら花粉症と腸内環境が関係あるらしく、ヨーグルトを定期的に摂取することで花粉症が改善したという話しを聞きます。

特にR-1ヨーグルトが効果的らしく、ウワサを聞きつけた花粉症患者によって春の花粉症シーズンはR-1ヨーグルトが売り切れるほどの人気になっています。

いつから、どれぐらい食べるのか？

花粉症対策としてヨーグルを食べる場合、症状が出てから食べ始めるのでは遅いようです。

腸内環境を整えるには1ヶ月ほどかかると聞くので、スギ花粉が本格化する3月より1ヶ月ぐらい前から、つまりは今から始めて丁度良いぐらいと言うことになります。

残念なことにヨーグルトとして食べた乳酸菌は長持ちしないらしく、食べて数日で死滅してしまうのだとか。そのため、毎日少しずつヨーグルを食べるのがベストなようです。

ヨーグルトを量産するには

~~上述したとおり、毎日R-1ヨーグルトを食べた方が良いのに、花粉症シーズンになるとR-1ヨーグルトの入手が難しくなります。~~

そこで~~R-1~~ヨーグルトを自宅で量産することにします。

使うのは市販のヨーグルトメーカー。自分が使っているのは東京企画の「ヨーグルトファクトリーPREMIUM」、Amazonで2,472円でした。

ヨーグルトの作り方は簡単で、1リットルの牛乳と、種菌となる50cc程度のヨーグルトを用意します。

牛乳パックを開け、ヨーグルトを加えて良く混ぜたあと、牛乳パックのまま装置にセットします。

スイッチを入れて8時間待つと1kg相当のヨーグルトが完成します。

次回以降は今回作ったヨーグルトを種菌として使えるため、牛乳を買い増すだけでヨーグルトを量産できるようになります。

今回使用した「ヨーグルトファクトリーPREMIUM」が便利なのは、牛乳パックをそのまま使えるため、事前の殺菌が必要なく、事後の洗い物も少ないこと。付随する余計な作業が少ないので気軽にヨーグルト作りに励めます。

細かいことを言うと、牛乳は少し飲んでからヨーグルトを入れないと溢れちゃうとか、使用する器具類は雑菌を押さえるため極力消毒した方が良いとか、ヨーグルトができたらすぐ冷蔵庫に移さないと発酵が進んで酸味が出るとか、できたヨーグルトを種菌として使い回す場合は雑菌が怖いので保存に気をつけた上で数回で止めた方が良いとかありますが、そこら辺は説明書を読めば書いてあるので割愛します。