香り高く心地よい歯ごたえ「信州茅野 どうづきそば」、全国でもここだけの珍しいお蕎麦
長野県茅野市での旅行帰りに、ちょっと珍しいお蕎麦を頂きました。
「水萌千本杵搗製法(みずもえせんぼんきねつきせいほう)」なる独特の製法で作られているそうで、この蕎麦が食べられるのはこの辺りだけなんだとか。
蕎麦の香り高く、心地よい歯ごたえを感じ、程よい甘みで満たされる「信州茅野 どうづきそば」。大きめ写真をメインにご紹介します。
お伺いしたのは「信濃路遊膳蕎麦の郷」。ビーナスライン沿いにあり、ドライブ中に前知識なく立ち寄ったお店でした。
メニューで強く「どうづきそば」を推していたので迷うことなく注文。昼食時で店内は混雑していましたが、待たされること無く蕎麦が出てきました。
味にこだわっているからか「まずは水だけで、続いて塩を付けて、それから普通に食べてください」と進められました。
こちらが十割どうづきそば。紹介文に依りますと「八ヶ岳山麓のそばの実を甘皮付きのまま低温水につけて、人間の手でできない部分を千本杵搗機で直捏ねして、そばの生地」とのこと。
見た目は蕎麦の甘皮でゴツゴツしていますが、蕎麦の香りが高く、甘皮から来る甘みもあり、力強さと繊細さを併せ持つ不思議なお蕎麦でした。
奥さんが頼んだ荒切り蕎麦は、名前通りの荒々しい見た目。個人の好みで好き嫌いが出そうですが、自分は「十割」、奥さんは「荒切り」が好きという結論になりました。
十割蕎麦が1600円、荒切り蕎麦は1300円と中々のお値段でしたが、繊細な蕎麦の味を引き出すために十二分に創意工夫していると感じたので、割高感はありませんでした。とは言え、連日食べられるお値段では無いので、旅行で立ち寄ったり、ハレの日に食べるお蕎麦なんでしょうね。
近くに立ち寄ることがあったら、ぜひまたこの蕎麦を食べたいと思います。ごちそうさまでした!
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