普通の机をスタンディングデスクに変える「LOCTEK スタンディングデスク F3MW」レビュー
毎日のパソコン作業で座りっぱなしの皆さまへ。長時間の座りっぱなしで腰が痛くなったり、運動不足を感じることはありませんか？
そんな座りっぱなしの皆さまのために、今回スタンディングデスクをご紹介させていただきます。
スタンディングデスクは立ったまま使えるパソコンデスク。GoogleやFacebook、楽天など先進的な会社の社内で使われていると言うことで一時期話題になりました。
今回ご縁があってLOCTEK社のスタンディングデスク「FlexiSpot スタンディングデスク F3MW」を提供いただきましたので、実際の使用感を交えた製品レビューをお届けいたします。
そんなワケで今回ご紹介させていただくのは、人間工学に基づいた製品を開発から販売まで一貫して行っているメーカー「LOCTEK」製のスタンディングデスクF3MW。
F3MWは既存のデスクの上に置いて使うタイプ。既存のデスクに置くことで「デスク高さ＋17～43センチ」の幅で高さを調整可能になります。
高さの調整は右側面にあるレバーを使います。このレバーを天板と共に握り、そのまま上げ下げすることで、好きな高さに無段階で調整が可能。ガススプリング式だそうで、少しだけチカラはいりますが、ガタつきやショックは無く非常にスムーズに動きます。
本体付属のオプション品として着脱可能なキーボードトレイが用意されています。自分はトレイを付けて作業してまして、キーボード＋マウスを置くスペースは確保できるので必要十分な感じ。
面白いなと思ったのが天板の手前側にスリットが入っていて、タブレットやスマホのスタンドスペースになっていること。スリットの下には穴が開いていて、ケーブルを挿したまま使うことも出来るようになっていて工夫を感じました。
デスクとしての作りはかなり堅牢で27インチの重めのディスプレイを置いてもビクともしません。その状態でも上げ下げはスムーズで、気分によって気軽に立ち仕事・座り仕事を切り替えられます。
天板のサイズは一番広いところで68センチ×53センチとかなり広め。自分はお気に入りの小物を並べちゃってますが、うまいこと整理すればここに「ディスプレイ+ノートPC」とか、ディスプレイ2台を置いて使うことも出来そうです。
実際に2週間ほど使ってみましたが、集中したいときや、ちょっと作業したいときはデスク高さを上げて立ったまま作業。そのままだと疲れるので適当なタイミングで作業を切り上げたり座ったりに切り替えと、かなり良い感じでポジションチェンジを行うことが出来ました。
モノとしての使用感も良く、実際に使ってみるまでは「重たいものを乗せたときにバランスが崩れないかな？」とか「上げ下げに苦労して使わなくなっちゃんじゃ無いかな？」と心配してましたが杞憂でした。重心が下部に集中していて安定しているし、ディスプレイを乗せた状態でもスムーズに上下動が可能で本当に気分次第で立ち作業に変えられます。
実はこのブログを書いてる間も、少し作業がダレてきたら立ちポジションに変えてたりしてまして、この文章も立ったまま書いています。最初はキーボードの位置が変わることでタッチタイプするときに違和感もありましたが、少ししたら慣れちゃうので立ち作業での文章入力も問題なく行えますね。
良いところ
・大きくて頑丈なので広い作業スペースを安定して確保できる
・上下動がスムーズなので気軽にポジションを替えられる
・組立不要で既存のデスクに置くだけで使える。
・付属の説明書が「正しい日本語」で分かりやすい。
気になるところ
・本体が15kgと重いので設置にはややチカラが必要なこと。
・設置に十分なスペースが必要なこと。購入前に設置寸法を調べて、事前にしっかりと確認を。場合によっては同社別製品の「Mシリーズ」や「ミニスタンディングデスク」も検討してください。
・上げ下げで天板の位置が少し前後にズレること。上げると奥側へ10センチほどズレるので、この点も設置に注意が必要。
おわりに
一部で流行ってるとは言っても実際に立ったままパソコンを使うなんてどうなんだろう？と訝しんでいたんですが、実際に体験してみると立ったままのパソコン操作も悪くありません。
設置スペースさえ確保できてしまえば、少しの工夫で設置前より効率的にスペースを使えるようになるのでモノを置くスペースが広がった気がします。
運動不足や腰痛に悩まされている人は、スタンディングデスクの導入を検討してみてください。
☆ FlexiSpotスタンディングデスク | FlexiSpot
