安価でシンプルながら開放感のある高音質なヘッドホンを手に入れた

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最近はオーディオも先鋭化が激しく、高くて良い音か、安くてそれなりの音か、と言う2極化が進んでいます。

そんな中、実売6千円前後で買える高音質なヘッドホンを発見しましたので報告いたします。

そんなワケで今回ご紹介しますのはサトレックス製ヘッドホン「DH307-A1Bk」。

スペック的には40mm径のユニットを搭載した密閉型ヘッドホン。インピーダンスは32Ωで再生周波数帯域は5Hz~45000Hzとなっています。

一般的なφ3.5mmのステレオヘッドホンケーブルによるリケーブルに対応しています。付属のケーブルは1.2メートルですが、過不足あるならサクッと好みの長さ、好みの品質のモノに交換しましょう。

イヤーパッドは柔らかめ、側圧も低め、さらに本体重量が180グラムと軽いので長時間つけていても疲労感がありません。

音質はモニタよりで低音域から高音域までバランス良く出ます。超高級機に比べると出ていない音もありますが、値段を考えると非常に良く健闘しています。

結構なレベルで音漏れするので自宅外での使用には向きませんが、室内で普段使いするヘッドホンを求めているヒトには強くオススメできる良器となっております。

ちなみに。「サトレックス」は、ここ数年オーディオを始めた日本の電機メーカー「ホシデン」さんが開発・製造を行っているオーディオ製品のブランド名だそうです。真面目なメーカーが、変な工夫をせずにシンプルに作ったら良い音が出たと言うことかと理解してます。

さらに言うと本機の安さには理由があるようで、同じくサトレックス製の見た目にもこだわったハイレゾヘッドホン「DH297-A1DR」(実売1万2千円前後)の外装をシンプルにし、「ビックカメラ」グループのみで購入できるOEM商品と言う扱いのようです。そのため知名度や流通が限られているのが現状で、性能の割りには思い切った値引きが行われて販売されている、と言う買う側としては嬉しい状態にあるようです。

このご時世に自宅用の有線ヘッドホンを買うニンゲンは限られてくるかと思いますが、条件がマッチする皆さまにおかれましてはダマされたと思ってポチッとしてみてください。

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