OPPO Find X、2週間使って分かった良いとこ悪いとこ #楽天モバイルモニター
OPPO社の最新フラグシップスマホ「Find X」をお借りして2週間ほど使っていました。
スライドするカメラが話題になった本機ですが、フラグシップなだけあって高性能・多機能でもあり、メモリも広大で日常的な使い勝手はバツグンでした。
とは言え、すべてにおいてパーフェクトだったわけではなく、使っているウチに気になる個所もちょっとだけ。
そんなワケで、この2週間の使い勝手を振り返り、OPPO Find Xの良いところ・悪いところを簡単にまとめておきます。
OPPO Find Xの良いところ
大画面。画面占有率93.8%と言う驚異的な広さは一見の価値あり。スライド式ステルスカメラのお陰で目障りなノッチもなく、その広大な画面には見惚れるばかりです。
カメラ機能。別記事にもまとめましたが「カメラフォン」の異名を持つOPPO社製のスマホだけあって、大変よく写ります。
爆速充電速度。0から100%で35分は爆速の一言。毎日のことですから早いに越したことはありません。
高性能。Snapdragon 845と8GBのメモリを搭載しているお陰で、サクサクっとした操作性は小気味良いほど。メモリ環境が広大なお陰でバックグラウンドのタスクが生きている可能性が高まるため、複数ゲームの掛け持ちでもアプリが死なずに生き残っていることが多かったです。
美しすぎる背面カラー。見る角度によって色が変わるので、美術品なみの美しさを感じました。今回は借用品と言うことでケースを付けて保護して使っていましたが、本当はこの美しさを見せびらかすために、ケースなしで使いたかった!
OPPO Find Xの悪いところ
指紋認証がない。まずお断りしておくと、Find Xには顔認証があり認証率も悪くないので今回の試用期間中は問題ありませんでした。とは言え、花粉症の時期にはマスクが必須になる自分としては、春先に著しく使い勝手が悪くなることが予想される顔認証オンリーの端末は敬遠しがちです。
せり上がるカメラ。ノッチレスにするための仕方がない選択だったと思うのですが、やっぱり色々と気になっちゃう。カメラが有効になるまでワンテンポ遅くなるため顔認証で「ちょっと待つ」事があったり、微小ながらも作動音があって会議中に使うと「なんの音?」と皆に注目されたり、カメラ使用時に横持ちにしていたらウッカリとカメラ部を押し込んじゃってカメラがオフになったり。カメラの可動部もメーカー曰く5年は問題なく動くと言うことですが、そうは言っても長年の使用時に故障や経年不良が起きるのではないかという不安があります。
画面端が弯曲していて気になる。大画面と持ちやすさを両立させるためか、表示部の左右端が緩くカーブしています。普段使いならそれほど気になりませんが、ゲームなどで左右端にボタンなどが用意されていると、微妙に見にくさを感じました。
内蔵スピーカーがモノラル。YouTube視聴時など内蔵スピーカーを使うことがあるのですが、本機はモノラルスピーカーしか用意されておらず、音質面で不満が残りました。
おサイフ、防水に非対応。スペック表を見て分かっていたことではありますが、おなじOPPO社の他スマホではおサイフ・防水に対応している機種もあるため、フラグシップの本機が非対応なのは残念でした。
おわりに
細かい点で気になるところもありましたが、基本的には満足度の高い端末でした。
OPPO社のカスタムOS「ColorOS」も良い意味で気になりました。今回は時間的制約があり使い込めませんでしたが、最新バージョンであるColor OS 5.2の魅力的な機能の数々は、場合によってはそれだけで購入理由になりそうです。
フラグシップ機と言うことで価格的にもフラグシップなため、なかなか万人にオススメできるモノではありませんが、大画面・高性能に惹かれるなら端末の選択候補に加えてみてはいかがでしょうか。
この記事は楽天モバイルの招待企画により参加したイベントで、モニター機としてお借りしたFindXを使って検証・執筆しました。
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