ソニーEマウント F4通しのズームレンズ SEL1670Z 実写レビュー
半年ほど前にソニーEマウント用レンズ「SEL1670Z」を買いました。カールツァイスブランドの標準ズームレンズで35mm換算だと24mm~105mm。F値は全域でF4、いわゆる「F4通し」なレンズです。
昨年末に行われたPayPay100億円キャンペーン第1段に乗り、ビックカメラで96,400円で購入。PayPayのポイントで20%、ビックカメラのポイントで13%が付いたので、比較的お安く購入できたかと思います。
そんなワケでSEL1670Zの購入に至った理由や実写サンプル、使用感などまとめておきます
SEL1670Zの購入動機
これまで持っていた標準ズームレンズはカメラ本体購入時にキットレンズとして付いてきたパンケーキズームSELP1650だけでした。
SELP1650は小さく軽い電動ズームと言う特徴はあるものの、画質的に物足りなさを感じ、またズーム時のF値が低い(F5.6)こともあり、あまり使うことはありませんでした。
そんな中、2年ほど前にSIGMA 18-300mm(with MC-11 EF-E)を購入し、ズームレンズの便利さに目覚めました。ちゃんとしたズームレンズなら画質は悪くないし、なにより画角が自由にえらべるって素晴らしい!
それからSIGMA 18-300を重宝して使っていましたが、このレンズは中々に大きく、そして重いのです。自分が使うときは我慢して使いますが、奥さんはあまり撮らなくなってしまいました。確かに奥さんがカメラを使うのを見ていると、重さで構えるのにも苦労しているようで、これを我が家の常用ズームレンズにするのは厳しいなと思い始めました。
そこで目を付けたのがSEL1670Zです。35mm換算で24mm~105mmと言う程よい焦点距離。APS-C用のレンズと言うことで比較的軽くてコンパクト。しかもZeiss銘なので画質もバッチリ。通しF4は室内使用時には物足りないですが、ISO1600ぐらいまで上げちゃえば何とかなるし、屋外ならばF4で問題ないであろう。詰まるところこれは買いだ。買うべきレンズだ。
そんな感じで目を付けていたSEL1670ZがPayPayキャンペーンに乗ればお安く手に入りそうと言うことで、前のめり気味にサクッと購入に至った次第です。
SEL1670Zの作例
SEL1670Zで撮影した写真をLightroomで現像・縮小した画像をスライドショー形式で掲載しておきます。画像下の数字は実焦点距離を表しています。
パソコンから等倍画像を見たい人用に旧式ギャラリー形式も張っておきます。画像をクリックすると大きな画像が表示されます。ファイルサイズが大きいのでモバイル環境などでは閲覧に注意してください。
使用感など
カメラ本体はα6500を使用しています。組み合わせると大きさ・デザインともにピタッとハマります。
サイズ感や重量も丁度良いし、ファインダーを覗きながら左手でズームリングを
スルスルッと回すのは小気味いいほど。価格に見合った良い作りをしています。
室内撮影時はやや暗いのがネックとなりますが、これより上のSEL2470GMを狙うとおサイフ的に厳しくなりますし、大きさも重さもレベルアップしてしまう…お気軽撮影ならSEL1670Zが良いところかなと思います。
我が家的には少し離れて撮ることでネコたちのリラックスした姿が撮れるようになったので、買って満足の1本となっています。
SEL1670ZはAPS-C用のレンズとしては高価な部類に入りますが、納得の写りと使いやすさを備えており、万人に勧められる良いレンズと思います。
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