IMAXレーザーで見る「THE BATMAN」が良いものだった(ネタバレなし感想)
IMAXレーザーで見た「THE BATMAN」が良いものだった。
3時間近い尺と「DCエクステンデッド・ユニバース」に含まれない作品と言うことで映画館での視聴をスルーすることも考えたが、大好きなバットマンだし最高の環境で見ようと考えを改め、IMAXレーザーで見たのが正解だった!
とにかく画面が暗いのでその暗さを堪能できるし、陰鬱な世界観を表現するための腹に来るような低音表現と手に汗握るカーチェイスを盛り上げる大音量も楽しめる。ストーリー的にも「気軽にサクッと見る映画」ではないので、どうせならIMAXレーザーなんかの拘った映像施設で見た方がより楽しめるのでは無いかと思います。
ストーリーはバットマンとなって2年後というこれまで描かれたことのない時期を取り上げたのが目新しい。ウェイン産業の後押しも無く、装備は整わず、持っている装備も使い慣れないバットマン。
その上で「世界最高の探偵」と言う設定を拾い上げた上に、フィルム・ノワールかと思うような暗い世界観と暗い絵!基本的に脳筋ヒャッハーなアメコミ映画の中では異質だし、これまでのバットマンの中でも最も暗かった。
この「暗さ」は見る人を選ぶと思うので、楽しい映画を求めていたりMCUの明るいノリに慣れていると受け付けない場合もあると思う。
でもバットマンの強さと弱さ、正義とともに併せ持つ狂気にこそバットマンの面白さ・魅力を感じるDC好き、バットマン好きならダークナイトに並ぶとも劣らない傑作だと思う。個人的にはノーラン版のバットマンをも超え、自分の中での最高のバットマンとなりました。
ぜひ環境の整った映画館で見てください!
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