良くも悪くもクセが強い、ハイスピード推理アクションゲーム「ダンガンロンパ」、クリア後の感想(ネタバレなし)

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スパイク・チュンソフトから発売されたハイスピード推理アクション「ダンガンロンパ」をクリアしました。

初リリースは2010年と古いゲームなのですが、今年に入ってからXboxでも遊べるようになったと言うことでのんびりとプレイ。

悪い意味でゲームシステムのクセが強くイヤになることも多かったのですが、キャラクターたちが魅力的な上にシナリオに惹かれるところがあり、結局2つあるモードを最後までクリアしました。

ダンガンロンパってどんなゲーム?

ストーリーとしては「超高校級の能力を持つ少年少女たちが集められ、閉鎖空間からの脱出を目指す」と言う物なんですが、脱出条件が「犯人とバレずに他の生徒をコロすこと」。衝撃的な条件に翻弄される少年少女たちですが、犯人を見つけ出さないと「犯人以外がコロされる」ため、否応なく事件に巻き込まれ推理が始まっていきます。

殺人事件の証拠が集まると「学級裁判」と呼ばれる推理パートに入り、これまで集めた証拠をベースに少年少女たちの間で議論が始まります。このパートも工夫されていて、単純な選択方式ではなく、ちょっとしたガンアクションだったり、リズムゲーム形式だったり、マンガのコマ割りを埋める形式だったりと様々で飽きが来ません。

「超高校級の能力を持つ少年少女」という設定も面白く、超高校級の御曹司、超高校級の野球選手、超高校級のアイドルなど一癖も二癖もあって強烈な印象を残す面々ばかり。

この少年少女たちは要所で喋るのですが、その声優陣が大変に豪華なのも良かったです。主人公が緒方 恵美、クラスメイトに沢城みゆき、石田彰、椎名へきるなど。そして悪の親玉が大山 のぶ代!声優に詳しくない自分でも知ってるような有名な方たちばかりでストーリーを盛り上げてくれます。

気になるポイントもありました

ただ気になるところが無いわけじゃ無く、ユーザーインタフェース周りは違和感が大きかったです。時代もあるのでしょうけど古くさい操作性と馴染めないボタン配置。ゲームに支障が出るレベルではありませんが、もうちょっと遊びやすくして欲しいなと感じる場面は多かったです。

ストーリーパートのクリア後に用意されていた周回要素も「作業」感が満載。上述の操作性の悪さもあり苦痛を感じながらプレイしていました。

あとはストーリーの勘所がユーザーの想像任せになっていたのが気になりました。もしかすると続編で解決されるのかも知れませんが、疑問解消を目指してプレイしていたのでモヤモヤしたのが正直な感想です。

ダンガンロンパの良い点

  • 衝撃的なストーリー展開と魅力的なキャラクターたち
  • 単純な選択式ではなく工夫された推理アクション
  • ストーリーを盛り上げる豪華声優陣

ダンガンロンパの気になった点

  • クセのある操作、独特のボタン配置
  • 周回要素が作業になっている
  • ストーリーの細部がユーザーの想像任せ

「全実績解除」に手こずった

なんのかんの言ってドップリと世界観にハマリ、周回要素も終わらせ全実績獲得!と思っていたのですが、すべての実績を解除すると解除される実績「全実績獲得」が解除されませんでした。結構な時間を費やしので無念が残ります。バグなんかな?

全実績を解除したのに「全実績解除」の実績が解除されずに悩んでいたのですが、スパイクチュンソフトのサポートに問い合わせたところ、「すべての実績を取得後、タイトル画面に戻った際(より正確にはタイトル画面からゲームに進むフローを通った際)」が実績取得条件との回答を頂き、一度ゲームを終わらせて再立ち上げ後データをロード、その状態で1日目を始めたところ「全実績解除」が解除されました。

全実績解除

おわりに

直接的な続編「ダンガンロンパ2」も気になるので、こちらもぜひXboxで遊べるようにして欲しいですね。期待しています!

ダンガンロンパ 希望の学園と絶望の高校生 Anniversary Edition | Xbox

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