口蹄疫対策の遅れが心配だ
宮崎県で発生している口蹄疫での処分頭数が3万頭近くになったらしい。
宮崎県は4日、同県川南町の養豚農家2軒が飼育する豚計6頭が口蹄疫(こうていえき)に感染した疑いがあると発表した。
2軒で飼育する豚計1万8757頭は殺処分される。同県の口蹄疫感染は、疑い例を含めて18、19例目で、処分総頭数は牛計2917頭、豚計2万4855頭になる。
引用元:http://www.yomiuri.co.jp/national/news/20100504-OYT1T00623.htm
『口蹄疫 – Wikipedia』によると、2001年にイギリスで約2000件の感染が確認された時には、約700万頭の羊と牛が食肉処理されたり、イギリスの総選挙が1ヶ月延期されたりと甚大な影響を及ぼしたらしい。
口蹄疫は感染力がハンパないらしく、国ぐるみで早急な対策が要求されるらしいんだけど、国の農業政策のトップである赤松農林水産大臣は外遊に出掛けて日本には居らず、8日まで帰ってくる予定もないらしい。副大臣などに代理処理させる予定もないようだ…
[参考:「口蹄疫」赤松農林水産大臣はどこにいるのだ?=宮崎 – PJ NEWS | 652 –]
仕方なく「野党 自民党」が口蹄疫対策会議を開催し、42項目の政府に対する申し入れを作成。鳩山総理と赤松農林水産大臣に申し入れを試みるも、二方ともキャンセルしてきたんだって。
[参考:江藤拓 公式ブログ/官邸へ口蹄疫対策要望 – GREE]
そんな中、小沢幹事長が宮崎を訪れると言うので、いよいよ本格的な対策が!?と期待してみたら、東国原知事に参院選での協力要請に行くんだと…正直、このシチュエーションだと「バーター取引」と思われても仕方がないよね…
[参考:小沢幹事長、東国原知事と7日会談…宮崎入り参院選での協力要請:社会:スポーツ報知]
諸々の情報を見て思い出すのは、村山富市が阪神・淡路大震災で発した「なにぶんにも初めてのことですので」の言説。今回の口蹄疫対策も「なにぶんにも初めてのことですので」なんてコトにならなきゃ良いんだけど…
[参考:村山富市 – Wikipedia]
ディスカッション
コメント一覧
ども、はおです。
赤塚不二夫氏が自身の事を「先生と言われる程馬鹿じゃない!」と
何かのインタビューの時に「赤塚先生は・・・」と言った
アナウンサーに向かって言っていたのを思い出しました。
本当にどうして先生達ってこうもお馬鹿さんばかりなんでしょう?(^^;
コメントありがとうございます。
赤塚先生の話は面白いですね :wink:
「先生」という単語には、少なからず悪いイメージもついて回りますね…
どうなんですかね、
本件詳細には疎いんですが、こういうのって
地方農政局とか防疫関係の実務部隊が動く
+
政務官程度の判断できる権限あるやつ が居れば十分OKなんじゃないんですかね?
もともと予定に組まれていた外遊をキャンセルしてまで
大臣とか副大臣クラスが必要なのかオイラは理解出来ない方ですがね。
大臣が消毒ポンプ背負って燻蒸 して回るわけじゃあるまいし。
自民江藤氏のリンク先もさらっと読みましたが、
この手の話は自民民主の政治屋闘争だけにしか見えず、どっちも迷惑千万に思えます。
また、この手の話で連想するのがコレなんですがね
ちょっと当方の過去日記ですが。
麻生総理の被災地視察に関して
http://mixi.jp/view_diary.pl?id=1237690327&owner_id=117259
なんだか落ち着いてやればいいんじゃないの?
殺処分頭数が多いからって騒いでもしょうがない、とか思います。
宮崎の畜産酪農家には気の毒ですが、
かといって、宮崎もナーバス、自民もそれに乗じて、自民支持層もktkr じゃあどうかと思いました。
コメントありがとう。
オイラも門外漢で「ソースは2ch」状態なので、変に不安になりすぎているのかも知れないね。
今後はなるべく早く沈静化していくことを願ってます。