天誅千乱、難易度（易）で全て忍術皆伝を達成
Xbox 360用忍者アクションゲーム「天誅千乱」の難易度（易）で全て忍術皆伝を達成したよ。他ゲームに沿った言い方をすると、イージーで全てゴールドを達成したって感じ？
ゲームとしての難易度はかなり低く、普通にアクションゲームが遊べる人なら誰でもクリアできると思う。忍殺というフィーチャーも面白く、隠密行動を主とするアクションってのは予想外に楽しかった。
ただし全部で50面もあるのに、ステージのパターンが十数種類しかなく、すぐに飽きてしまうのは問題かも。特に30面以降は「あれ、これやったぞ？」と言わんばかりのコピー面が続いて辟易した。途中で強敵が増えるでもなく、覚えた忍術や買い足した忍具で展開が変わるワケでもない。何かもう少し、メリハリをつける工夫が欲しかったよ。
しかも50面もある割にストーリーは後付けのおまけレベル。破綻しない程度の一貫性は持たせているし、各面の最初と最後でショートムービーを流して盛り上げようとしてるけど、これだけで感情移入するのは難しいよ。
最初に設定した相棒がゲーム中では何の意味もなさず、ムービーで出てくるだけってのもどうかと思う。たまには相棒が手伝ってくれるとか、特定の面だけ相棒とチェンジするとか、何かもう一工夫できなかったの？
隠密行動を主とする忍者のはずなのに、ある程度は敵を殺さないと皆伝が出ないのも不満かな。おいらの忍者イメージ的には、あふるる敵の目をかいくぐり、大将だけ暗殺して脱出したかった。これも行動ボーナスで点を加算すれば出来そうな案なので、開発者の工夫不足じゃない？
あと最後まで忍殺で頑張ってきたのに、ラスボスは大っぴらに斬りあいってのも納得いかない。いきなりここで普通のアクションゲームに戻すのは開発側の怠慢だろ。もう一ひねりして、忍殺でもラスボスと戦えるようにしとけよ。
まーでも色々と不満はあるけれど、50面をクリアさせる程度の魅力はありました。今ならベスト版が3千円もせずに買えるし、デモを試して「あ、良いかも」なら買って損はしないと思います。
閑話休題。（易）攻略と共に「とみ吉を５０人」やら「忍殺数１０００人」も達成してあるので、残る実績はあと２つ。しかし残された実績が難易度（普）と（難）の全面で忍術皆伝なのよ。最初の10面ぐらいは終えてあるけど、残り40面×2周をやるのは精神的に厳しい。1面10分でクリアするとしても、あと800分は忍殺しなきゃいけないのか…でも実績コンプリートの誘惑もあるし、地味に頑張ってみようかな…