HDMIの接続方法で音質は変わるのか?

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マルチチャンネルインテグレートアンプ TA-DA5400ES

映像に関しては顕著な傾向は出ないものの、たとえばリンク可能なケーブル長が短くなったり、インピーダンス特性の悪いコネクタを持つHDMIケーブルでリンクが不安定になる、あるいは最悪の場合はノイズが混入するといった不具合が出る場合がある。

お、「HDMIケーブルで映像品質が変わる」なる言質は影を潜めつつあるようだ。色々読んで勉強したら「あーそりゃ無いわ」になったんだと思われます。

さて肝心の本文に目を通すと「HDMIで良い音にしたかったら映像信号量を下げろ」って事みたい。通す信号量が増えて波形が崩れるのは十分あるハナシだから、この内容に異はないな。突き詰めていくと良いプレーヤーと良いアンプを買えという当然の結果に帰結するしね。

ただし、いま売っている数十万円のプレーヤー・アンプと、数年後に発売される廉価なプレーヤーを比べたとして、数年後の廉価プレーヤーの方が高品質になる可能性があることには注意されたい。単品LSIの処理範囲が大きくなることでノイズの影響が軽減されていくし、HDMI伝送で発生するノイズ低減に関するテクニックも醸成されていくからね。

デジタル関連は何でもそうなんだけど、数年ペースで買い換えられる値段のものを買うのが無難ですよ。

参考リンク:HDMI接続で音質が変わる理由と対策 HDMIの映像/音声の品位を決めるものは? [本田雅一のAV Trends]