坂本龍一の新アルバムが24bit/48kHzの高音質で配信
坂本龍一の5年ぶりのニューアルバム「out of noise」の楽曲を、独自サイト「コモンズマート」を使用して、24bit/48kHzのAIFF形式でダウンロード配信するそうです。
一般的なCDは16bit/44.1kHz48kHzなので、CDより「音楽の情報量が多い」と思ってもらえば良いのかな。DRMフリーのAIFFだから、たぶんiPodでも再生できると思います。試しにAIFF版とMP3版を買ってみて、AppleTV経由でブラインドテストすると面白そうだな。
24bit音源だと再生環境も限られそうだけど、はてiPodのSN比っていくつだろう?と調べてみたら、AppleからはiPodのSN比が公表されてないんだね。
色々ググってみて『第121回:ポータブルHDDオーディオの音質をチェックする~ その3:iPodとiTunesの音質を検証 ~』[藤本健のDigital Audio Laboratory]というのを発見。第三世代iPodを実測したところ-84dB程度の性能だそうです。
CDの16bitでSN比-96dBだったと思うから、数値だけ見るとiPodはCDクオリティを再生できないのか。これじゃ24bitを再生しても宝の持ち腐れかも?
ちなみに我が家で使用しているAVアンプ「SU-XR57」のSN比は103dBを誇ります。普通のAVアンプだと96dB~100dBぐらいに留まっているので、頭一つ抜け出していると言って良いでしょう :-)
販売ページ:PRODUCTS | RYUICHI SAKAMOTO | commmonsmart (コモンズマート)
ニュースリリース:http://www.avex.co.jp/j_site/press/2009/090304.pdf
参考リンク:坂本龍一の新アルバムが高音質/DRMフリーで配信 -AV Watch
ディスカッション
コメント一覧
CDは44.1khzではなかったでしょうか。
コメントありがとうございます :-)
ご指摘の通り、CDのサンプリング周波数は16bit/44.1kHzですね。さっそく本文を修正しました。
うっかりでお恥ずかしい限りです。