横須賀でボードゲーム

ゲーム

横浜ボードゲームサークルinmixi」の横須賀出張バージョン「横須賀でゲームとインド料理他」に参加してきたよ。

遊んだゲームはクラウドナイン、エクスペディション、プリンスオブルネッサンス、ボーナンザ、ブラフ。おいらが入る前にドミニオンと言うゲームもやってたみたい。

クラウドナイン(Cloud9)

気球に乗って空高く上がるゲーム。

気球の運転士役(?)はn個のサイコロを振り、振ったサイの目と合致するように手持ちのカードを出す。カードを出せれば気球が上昇し、そうでなければ地面まで落下する。1度サイコロを振るたびに、運転士役が右隣に移る。

気球が落下する前に「パラシュートで脱出(?)」を宣言すれば、高度に見合ったポイントが貰える。ただし気球が落下してしまうとポイントは貰えない。ポイント合計が50点になった人の勝ち。

高度が上がると振るべきサイコロの数が増えて落下する確率が上がるが、その分貰えるポイントも増えていく。どこまで我慢するかが勝負の分かれ目。

エクスペディション

秘境巡り。沢山秘境を回った人の勝ち。

盤面には世界地図と世界各地の秘境が描かれている。盤面上には赤・青・黄色からなる3チームの「探検隊」が配置されるが、探検隊は全プレーヤーで共通して使用する。各人の手持ちカードに「訪れるべき秘境」が示されており、自分の目指すポイントに探検隊を導いていく。

自分のターンでは、いずれかひとつの探検隊を1歩だけ進める。探検隊はUターンできないので、自然と他プレーヤーとのルート争いになる。

「チケット」と呼ばれる特殊能力で「もう1歩進む」、「1手巻き戻す」、「目的地交換」のいずれかが行えるので、何とか自分が望むルートになるように調整する。

「秘境カード」に実際の写真と詳細な説明文が書かれてるんだけど、英語なので読めなかったのが残念。

それと今回のプレイ人数6人が多すぎて、探検隊があっという間にどこかに行ってしまい、まったくコントロールできなかった。

日本語化したボードで、4名~5名で遊ぶと楽しそう。

プリンスオブルネッサンス

中世ヨーロッパの傭兵隊長になって、各都市に肩入れしつつ勝利ポイントを稼ぐゲーム。今回の最長ゲー。ルール説明だけで30分ぐらい掛かった気がする。

概略ルール。手持ちの「資金」と「指導力」を使って、兵を雇ったり、芸術家を囲ったり、各都市付けの人物を招き入れたり、傭兵隊長となって戦争代行したりする。

芸術家、人物招へい、戦争の請負は全プレーヤー参加の「競り」によって行われる。

各都市は戦争を行うことによってランクが上下し、ランクによって人物招へい費用や人物ランクが上下する。

全てのターン終了後に、各都市付けの人物ランク、戦争勝利ポイント、最大資金、最大指導力などで勝利ポイントが与えられ、もっとも多くのポイントを獲得した人が勝利する。

一見すると戦争ゲームに思えるが、戦争を行える回数に上限があるため戦争だらけにはならない。また基本が「競り」なので、流れを読み間違えると資金力不足に陥る。

ほぼ全員が初めてだったので、ゲームの雰囲気しか分からなかった。あと2~3回は遊ばないと、面白いかどうか判断できません。

ボーナンザ

ボーナンザ

畑に豆を蒔いていき、それを収穫してお金を得るカードゲーム。

自分の前に2カ所の畑があり、畑に「豆」を植えていく。ひとつの畑には同じ「豆」しか植えられない。

同じ種類の「豆」を沢山植えると、「豆」を売ったときのポイントが増えていく。レアな「豆」は貰えるポイントが高いが、レアなのでなかなか手に入らない。

自分のターンには必ず1種類の「豆」を植えなければ行けない。もしいま畑で育てているのと違う「豆」を植えると、それまで植えていた「豆」はご破算になってしまう。

そしてもっとも特徴的なルールは「手札を並べ替えてはダメ。かならず先入れ先出し(FIFO)で処理しなければいけない」ところ。

自分ひとりで「先入れ先出し」してると「豆」が育たないので、いらない「豆」は他人の畑に譲り渡すんだけど、他人に豆を譲渡するときのみ「先入れ先出し」ルールが無視される。この交渉で手札を整えないと「先入れ先出し」に引っかかって畑が潰れまくる。

お互いの畑に植えてある「豆」のレア度や枚数を鑑みつつ、いかに効率よく自分の畑を育てるかにアタマを悩ませることとなる。

交渉がメインな上に「お互いに利益のある交渉」を目指すので、和気あいあいと楽しめる。この日遊んだ中では、このゲームが一番面白かったな。

ブラフ

ブラフ

ゲーム名そのままの「ブラフ(はったり)」を楽しむゲーム。

最初は各人5個のサイコロを受け取る。このサイコロはちょっと特殊で、通常6があるところが☆になっており、☆はどの目としても数える。

全員で一斉にサイコロを振るが、見えるのは自分のサイの目だけ。その状態で最初のひとりが「サイコロ全部のウチ、3は5個以上ある!」などと予想する。

次の人も同じように予想するのだが、その予想は前の人が宣言したサイの目、もしくは個数を上回った予想(レイズ)をしなければいけない。

もし前の人の予想を超えられないと思ったら「ブラフ」を宣言。全員のサイの目をチェックし、前の人の予想が的中しているかチェックする。

実際のサイの目が予想以上(本当)なら「ブラフ」を宣言した人の負け、予想以下(ブラフ)なら前の人の負けとなり、負けた人は予想と実際の個数の差分だけ、手持ちのサイコロを失う。手持ちのサイコロが無くなった人からゲームを外れ、最後まで残った人の勝ちとなる。

全部のサイコロの数は周知されているので、確率的な「何個以上あるはず」はすぐに分かる。しかし「見えるのは自分のサイの目だけ」のルールがあるので、ある程度は「ブラフ(はったり)」を咬ますことが出来るんだよね。このブラフがこのゲームの面白さかな。

ルールが簡単で短時間で遊べるワリに、「ブラフ」前後で大きく盛り上がれる。シンプルで大好きなゲームです。