CD『幸福論』(椎名林檎)の感想
椎名林檎のデビューシングル『幸福論』(12cm盤)を聴いたよ。このシングルのデータは持ってたけど、ビットレートが低かったので再収録用にマスターを買い直しました。無事に無圧縮で取り込み直せたので、シアワセ度がアップした感じです :-)
でさ。この「幸福論」なんだけど、色々とヤヤコシイんだよね。
一般的に有名な「幸福論(快楽編)」は、デビューアルバムの『無罪モラトリアム』に収録されているバージョンで、これは元の「幸福論」をパンクバージョンにアレンジしたモノなのよ。コレはコレで素晴らしいんだけど、シングル盤に収録されている原曲も非常に味わい深くて、ファンならゼヒこっちも聞いてもらいたい。
あと12cm盤に収録されている3曲は連作になっていて、「時が暴走する」→「すべりだい」→「幸福論」と言う時系列でストーリーが進むんだけど、本当のデビューアルバム(8cm盤)では「時が暴走する」がカットされてるから、間違えずに12cm盤を購入いただきたい。
と、オタクな与太話はさておき。改めて「シングル」として「幸福論」を聞いてみたけど、デビュー作でこのクオリティの高さはハンパねぇな。「思い」を歌にして表現するスキルに関しては、国内でも随一だと思う。曲としての「幸福論」だけではなく、「すべりだい」や「時が暴走する」まで含めて聞くと、ますますその思いが強くなります。
「J-POP(笑)」な人も毛嫌いせずに聞いてみて欲しい。マジオススメだよ。
シングル『幸福論(EP)』の曲目リスト
- 幸福論
- すべりだい
- 時が暴走する
参考動画
YouTube – Koufukuron (幸福論) – 椎名林檎
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