地震誤速報、原因は単位系の勘違い
気象庁が「関東地方で震度5弱程度の揺れがある」とする誤った緊急地震速報を発表した問題で、同庁は25日、地震計のソフトウエアの改修を依頼した明星電気(群馬県伊勢崎市)が、依頼したものとは別のソフトウエアに無断で変更を加えた上、変更内容も誤ったことが原因だったと発表した。
http://www.asahi.com/national/update/0825/TKY200908250384.html
先日我が家もダマされた「地震誤速報」ですが、原因は地震計のソフトウエアバグだそうです。
で、そのバグは『いままで切り捨ていた値を四捨五入に変更して精度を上げたけど、振幅の単位を「マイクロメートル」から「ミリメートル」に間違っちゃって、結果として振幅が実際よりも常に500マイクロメートル大きくなった』んだとか。
これだけだと良く分からないけど「+0.5してから整数型に突っ込んで四捨五入を狙ったけど、0.5マイクロじゃなくて0.5ミリ(=500マイクロ)足してた」ってことかな?なんにせよ、だっせぇバグだなー。
しかもバグ混入経路がイカしてて、誤報の前日にソフトウェアの更新があり、その時に『依頼分の改修と同時に、地震の振幅のデータを処理するソフトウエアについても無断で変更』していたとか。
何となく状況は想像できるけど、それはやっちゃダメだよね…
ディスカッション
コメント一覧
勝手に改修するのも言わずもがなですが、
それよりも、
こんな大事な機材、改修後に試験していない方がもっと恐ろしい希ガス。
改修後試験していないから気づかないワケであり、
「本来の依頼アリ改修であっても同様の事態になってた」、 という。
なんともまあ。。。
コメントありがとう :wink:
「そこはイジッてないから、試験はパスしても良いっすよね?あざーすwww」なノリで、「修正関連箇所のみ試験」になってたんじゃない?
さすがに「依頼あり改修」ならキッチリ試験する、と思いたいな 8)
試験すると金額かさむから、予算で収まるようにヨロシク頼むよ、って文面に残らない会話がありそうな日本のお仕事。
s/文面/書面/
はずかしいまちがい。リリース前にテストしないからだね。
「ひとつヨロシク」って会話はあってもおかしくなさそうだね。
なんかもうかなりリアルに想像できるモノ。