映画『ウォンテッド』、視聴後の感想
「ジェームズ・マカヴォイ主演」というより「アンジェリーナ・ジョリー主演」と説明した方が良さそうな映画『ウォンテッド』を見たよ。パッケージの写真だとピンと来ないかもだけど、CMで「銃弾曲げ」のシーンが使われていた映画と言えば通じるかな?
まずはWikipediaから、あらすじを引用します。
ウェスリーは経理事務のルーティン・ワークにウンザリしている普通の若者。しかし彼の運命は、セクシーで謎めいた女フォックスとの出会いによって激変する。突如襲いかかる正体不明の暗殺者から彼を守ったフォックスは、ギリシャ神話の時代から、神に代わって“運命の意志”を実践してきた秘密の暗殺組織“フラタニティ”のメンバーだった。ウェスリーは、父が組織のトップであったことを知らされ、殺害された父の後を継ぎ王位を継承する選択を迫られる…
と言うわけで、ストーリーがビックリするほど中二病。何の冗談かと思うぐらい中二病。そこらへんを生暖かく見守れないヒトは見ちゃダメ!
でも個別のアクションシーンは格好いいモノが多かった!笑っちゃうようなシチュエーションなのに、ビックリするほど格好良い。CG多用で実現した「縦横無尽なカメラアクション」と「銃弾をセンターに持ってきたスローモーションシーン」は一見の価値有り!だよ。
ただし、良いところはホントそれぐらい。ストーリーはタコだし、CGも最近にしては普通だし、生身のアクションはヘボいし、ネズミが可愛そうだし、意外にエロ・グロが多くて子供には見せられないし…と、強くオススメできる作品ではありませんでした。
採点は100点満点で60点ぐらい。アンジェリーナ・ジョリーがバツグンにセクシーなので、アンジェリーナ・ジョリーのファンなら+20点。あと近しいモノを感じるので、Matrixファンも+10点ぐらいしても良いかも。
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