オンラインで映画が見られる「ワーナー・オンデマンド」を試してみたよ
AMNのブロガーモニターに当選したので、オンラインで映画が見られる「ワーナー・オンデマンド」を試してみたよ。
「ワーナー・オンデマンド」とは、映画の「マトリックス」や「ハリー・ポッター」、ドラマだと「ER」や「ホワイトハウス」で有名な「ワーナー・ブラザース」が始めたネット映像配信サービスです。
ワーナー・オンデマンドのウリ
まずはワーナー・オンデマンドのウリを箇条書きにしてみたよ。
- WindowsとMacに対応
- 携帯でも再生可能!家で見た続きを携帯で見られる!
- PC、モバイル問わずにレジューム再生が可能
- BD/DVDの発売と同時にリリースが可能
- 品切れしない
- 「セル」形式と「レンタル」形式を選べる
- 支払いはポイント式
以下、補足を含めた詳細情報です。
WindowsとMACに対応
動画のファイル形式はMPEG2で、レンタル形式はFlash、セル形式はWMPみたい。
映像レートは「1.5Mbps」、「2Mbps」、「3Mbps」の3種類。ただし「3Mbps」はセル形式のダウンロード配信のみとのこと。
レンタル形式の動画はFlashプレーヤーによる再生なので、Windowsに加えてMacでの再生もサポートされています。公式にサポートされてないけど、Flashなら他のOSでも見られたりするのかな?
セル形式はWMP形式なので、当たり前の用にMacでの再生は不可です。Windowsでしか見られないのは残念なことだけど、現状のPC環境的に仕方がないんだろうね。
携帯と連携可能!
ワーナー・オンデマンドの動画配信は、なんと携帯電話での再生も可能だそうです。
しかもPC/モバイル問わずにレジューム再生が可能なので、自宅で見ていたドラマの続きを、外出先の携帯電話で見られるわけです。
現在はDoCoMoの特定機種しか対応しておらず、おいらは試すことが出来ていませんが、対応機種が増えてauやsoftbank、出来ればiPhoneの再生なんかに対応して貰えると、激しく夢が広がりそうな気がします。
BD/DVDの発売と同時にリリースが可能
コンテンツホルダーであるワーナー自身による動画配信なので、BD/DVDなど「セル媒体」の発売と同時にオンラインリリースが可能です。
しかもオンライン配信なので、「品切れ」や「レンタル中」が発生しません。
つまりは話題のあのドラマを借りにTSUTAYAに出かけたのは良いモノの、「レンタル中」の札を寂しく眺めるだけで帰ってくることがなくなるワケで、これは地味にスゲーよね。
今月末には、「LOST」や「スター・トレック」、「M:i:III」を手掛けたJ.J.エイブラムスの新作ドラマ「FRINGE/フリンジ」が配信されるみたいだし、これは要チェックかも。
「セル」形式と「レンタル」形式を選べる
「セル」形式と「レンタル」形式を選べるので、目的にあった試聴形式を選べるのがありがたい。
価格はレンタルが200ポイントから400ポイント。セルは1000ポイントから3000ポイントぐらい。
「レンタル」形式は、借りに行く手間暇を考えると、充分にアリな価格だよね。見たいと思ったその時に見られるワケだし、出かけるのが億劫な寒い日に、自宅でノンビリとレンタルドラマを見るってのは良さそうです。
セルはちょっと価格競争力が弱い気がするな。しかもセルの場合、WMPのDRM認証を使ってるようで、ダウンロードしたパソコンでしか再生できないそうです。
言ってる意味は分かるけど、引っ越し手段が用意されてないと不安になるな…
支払いはポイント式
支払いはポイント式で、1ポイント1円、300/500/1000/2000単位でポイント購入が可能。ポイントの購入にはクレジットカードが必要とのこと。支払い方式はもっと拡充して欲しいね。
あとポイントの失効が「購入月の翌々月末」ってのは短すぎ。1月31日に300円の動画を見るために500円のポイントを買って、そのままボーッとしてたら3月末には消えてなくなる。
この短さは一体何の冗談なんだろうと思うよ。どうしたって端数が出るんだから、最低でも1年ぐらいはポイントを保持して欲しいところです。
現状のまとめ
海外ドラマのレンタルはアリな気がする。手間暇と価格を考えると、TSUTAYAの実店舗レンタルや、DISCUSなどのネットDVD配送サービスに負けてない。
映画レンタルは微妙。MPEG2の2Mbpsは画質が残念な感じだし、確認してないけど音声ステレオでしょ?
セル形式の映画視聴は、ぶっちゃけ無いわ。3MbpsのWMPでPC紐漬けは全てにおいて絶望的。価格競争力も無く、AmazonでBD買った方が安いんだよね…
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