CD『A Paris』(ジャッキー・テラソン)の感想
ベルリン生まれのフランス育ち、アメリカのバークリー音大出身のジャズ・ピアニスト、ジャッキー・テラソン(Jacky Terrasson)のアルバム『A Paris』を聴いたよ。
ジャッキー・テラソンを買ったのはこれで2枚目。1枚目に買ったAliveの感想は『CD『Alive』(Jacky Terrasson)感想』に書いけど、正直あまり良い評価じゃなかったのよ。
でもこのアルバムは良い感じ。
『A Paris』は、フランス国歌などの「フレンチ」な曲を、ジャズ風にアレンジした楽曲で構成されています。アルバムの内容はジャケット写真とマッチしていて、雨降りのあと傘をよけて青空を見るような雰囲気。沈んでたけどこれから浮いていくぞ~ってイメージかな。
あまりフランス楽曲に馴染みのない自分でも「なんか聞いたことがあるかも?」みたいな曲が多かった。思い切ってジャズ風にアレンジしてあるので、元曲を知ってる人でも楽しめるんじゃないかと思います。「正統派」ではないかも知れないけど、こんな感じで楽しく遊んでるの、俺は好きだよ。
一番のお気に入りは12曲目の「L’aigle Noir」(黒い鷲)かな。調べてみたら元々は「Barbara」と言うシャンソン歌手の曲みたい。シャンソンとジャズって、色々と組み合わさってるんだな~。
参考動画:
CD『A Paris』の収録曲一覧
- Plaisir D’amour(愛の喜び)
- Les Chemins De L’amour(愛の小道)
- Jeux Interdits(禁じられた遊び)
- A Paris(パリにて)
- I Love Paris In The Springtime(アイ・ラヴ・パリ)
- Que Reste-T-T’il De Nos Amours?(残されし恋には)
- Ne Me Quitte Pas(行かないで)
- La Vie En Rose(バラ色の人生)
- Nantes(ナントに雨が降る)
- La Marseillaise(ラ・マルセイエーズ)
- Rue des Lombards(ロンバール通り)
- L’aigle Noir(黒いワシ)
- I Love You More(アイ・ラヴ・ユー・モア)
- Metro(メトロ)
メンバー
- ジャッキー・テラソン(Jacky Terrasson) – Piano
- テレオン・ガリー(Terreon Gully) – Drums [ Terreon Gully – Wikipedia ]
- レオン・パーカー(Leon Parker) – Drums [ Leon Parker – Wikipedia ]
- Minio Gara – Percussion
- ステフォン・ハリス(Stefon Harris) – Marimba [ Stefon Harris – Wikipedia ]
- レミ・ヴィニョロ(Remi Vignolo) – Bass [ Remi Vignolo – MySpace ]
- ウゴンナ・オケグォ(Ugonna Okegwo) – Bass [ Ugonna Okegwo ]
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