CD『Complete Live At The Pershing Lounge 1958』(Ahmad Jamal Trio)の感想
ジャズピアニストである「アーマッド・ジャマル」の代表作「But Not For Me」と、その続編を収録したアルバム『Complete Live At The Pershing Lounge 1958』を聴いたよ。
アーマッド・ジャマルは、マイルス・デイビスが影響を受けたピアニストらしい。「ジャズの帝王」マイルスが自分のグループに引き入れようと誘ったけど、その申し出を断ったという逸話もあるらしいよ。
アルバム内容は1958年収録とのことで、音質の悪さが耳に痛い。だけど音楽は軽快かつ軽やかで、今でも十分に楽しめるね。全体的に軽い感じで、それが良い方に働いていると思います。
ただまぁ一般人に勧められる音質ではないので、ジャズ好きなら聴いてみても良いんじゃない?ぐらいの感じです。
アーマッド・ジャマル御大は今だ現役のようなので、機会があったら最近のアルバムを聴いてみるのも面白いかもね。
参考リンク:Ahmad Jamal – Wikipedia, the free encyclopedia
参考リンク:アーマッド・ジャマル/バット・ノット・フォー・ミー
参考リンク:アーマッド・ジャマルを聴く: 不良老年のNY独り暮らし
CD『Complete Live At The Pershing Lounge 1958』の収録曲一覧
- But Not For Me(60)
- The Surrey With The Fringe On Top(80)
- Moonlight In Vermont(80)
- Music! Music! Music! (Put Another Nickel)(80)
- There Is No Greater Love(60)
- Poinciana(60)
- Woody 'n You(60)
- What’s New?(60)
- Too Late Now(60)
- All The Things You Are(60)
- Cherokee(80)
- It Might As Well Be Spring(80)
- I’ll Remember April(80)
- My Funny Valentine(80)
- Gone With The Wind(60)
- Billy Boy(80)
- It’s You Or No One(60)
- They Can’t Take That Away From Me(80)
- Poor Butterfly(60)
- Poinciana (Single Version)(40)
括弧内は100点満点による採点です。
メンバー
- アーマッド・ジャマル(Ahmad Jamal) – Piano
- イスラエル・クロスビー(Israel Crosby) – Bass
- バーネル・フォーニア(Vernell Fournier) – Drums
ディスカッション
コメント一覧
But not for me というと、僕はChet Bakerの演奏を思い出すな。
http://www.youtube.com/watch?v=R_f_mMJAezM
甘いマスク、甘いトランペット、甘いボイス… まあ、そんな感じ?
コメントありがとうございます。
Chet BakerのBut not for meも良いですね!今度アルバムを買って聴いてみます :wink: