夫婦間腎移植前ドナー検査、胃カメラ

腎移植

技師&ナースのための 消化器内視鏡ガイド―検査・治療・看護

夫婦間腎臓移植に伴うドナー検査、最後は胃カメラです。

昨日まで入院していた北里大学病院でも受けられるのですが、北里の胃カメラ検査が混雑しているため、本検査のみ他院に回されました。

事前準備

09:10 森下記念病院到着。受付。
09:45 担当医より簡単な説明を聞く。
10:00 採血。血圧測定。

検査前準備

10:05 胃の泡を消す薬を飲む。マズい。

のど用の液体状麻酔を少量口に含み、上を向いて喉に溜めたまま五分待つ。五分後、麻酔は吐き出す。

肩に胃の動きを弱める薬を注射する。筋肉注射は痛いと聞いていたが、そうでもなかった。看護師さんが上手だった?

胃カメラ

10:10 いよいよ胃カメラ検査。のどに麻酔を噴霧。

ベッドに横になり左を向かされる。検査中は鼻から吸って口から息を吐くよう指示される。また唾は飲み込まず、顔の下に引いたタオルに垂れ流す。

真ん中が空洞になっているマウスピースのようなものを噛み、カメラを入れられる。二回ぐらい大きな嘔吐感。

胃を膨らませるために空気を入れるのだが、内臓が膨らむ感じが気持ち悪い。

看護士さんに肩の力を抜いてリラックスするよういわれるが、どうしても力んでしまう。カメラを回転させるときも、喉の辺りに「回る感じ」があって気持ち悪い。

途中、別途ケーブルアームを差し入れ、胃の組織を取る。プチって感じが気持ち悪い。

10:20 胃カメラ終了。

検査後

10:25 検査後のバイタルチェック。血圧下が高い。麻酔の影響か視点が合わない。視界がぼやける。

10:50 血圧再測定。下90になり、何とか正常範囲内。まど目がかすむ。喉がイガイガして咳き込む。
11:05 面談。胃カメラで撮影した写真を見ながら、検査結果の説明。

食道や胃の粘膜は綺麗で問題なし。

胃の外壁一カ所にごく小さな黒い縦筋が見えるが古い傷などで心配するものではないと考えられる。

胃に1cm程度の膨らみがあり、粘膜の腫瘍ではないかと思われる。胃カメラ中に組織を取った。検査に出すので、後日結果がわかるとのこと。

腫瘍が小さいので、問題となる可能性は低いと考えられる。

11:30 会計3万5千円。保険が利かないなんて聞いてないよ?!