CD『Undercurrent』(Bill Evans & Jim Hall)の感想
ビル・エバンスとジム・ホールが共演(競演?)したコラボレーションアルバム『Undercurrent』を聴いたよ。
このアルバムは、ジャズ界にインタープレイ(音楽的会話)を流行らせるキッカケになったらしい。
確かに「ピアノ → ギター → ピアノ …」のような展開で、ベースもドラムスも係わらず、真っ向勝負というか、ガチにぶつかり合っていて、聴いているとドンドン二人の世界に引き込まれる。
しかも、ぶつかり合いと言っても「チカラのぶつけ合い」ではなく、「チカラの抜き合い」というか、音楽のエッセンスを抽出した塊のぶつけ合いなので、スッゴク大人の音楽。
もし俺が金持ちだとして、風呂上がりにガウンを羽織りワインを飲みながら音楽を聴くとしたら、選ぶのは多分このアルバムだと思うよ。
参考動画:
もしCDを買うなら、2002年発売のUS版をオススメしておきます。「Original recording remastered」な上に、ボーナストラックが入って、しかも他の版より安く買えますよ。
CD『Undercurrent』の収録曲一覧
- My Funny Valentine(80)
- I Hear A Rhapsody(80)
- Dream Gypsy(80)
- Romain(80)
- Skating In Central Park(100)
- Darn That Dream(80)
- Stairway To The Stars(80)
- I’m Getting Sentimental Over You(60)
- My Funny Valentine [Alternate Take](80)
- Romain [Alternate Take](80)
1962年4月24日と#3,5,6、他は5月14日に収録だそうです。
括弧内は100点満点による採点です。
メンバー
- ビル・エバンス(Bill Evans) – Piano
- ジム・ホール(Jim Hall) -Guitar
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