尿酸値を下げる方法をまとめてみた
最近、健康診断の度に「尿酸値が高い」と指摘されるので、尿酸値を下げる方法を調べてみました。
三行まとめ
尿酸値が高い場合の対策を3行でまとめます。
- 肉・魚を控え、野菜・果物を多く摂る。
- アルカリ性食品を多く摂った上で、たくさんオシッコする。
- 適度な運動を心がける。
これは「入ってくる尿酸を少なく」して、「出る尿酸を多く」すれば良いという単純なハナシだったりします。
で、具体的にどうすれば良いのか?以下、それぞれに対する解説です。
入ってくる尿酸を少なく
入ってくる尿酸を少なくするため、プリン体を多く含む食材を控えましょう。
プリン体の多い食品一覧 を参考にして、高プリン体食品を避けるようにします。尿酸値が高いヒトは、1日400mgを超えないよう気をつけるべきだそうです。
アルコールも適宜制限します。ビールは1日500mlまでに控え、週2日以上の休肝日を設けましょう。
出る尿酸を多く
「出る尿酸を多く」するには、二つのポイントがあります。
ポイント1:量を出す
体内の尿酸を自然に排泄する手段として「排尿」、つまりオシッコがあります。尿酸を多く排出するには、排尿する量を多くすればいいのです。
水分を多めに摂って、1日2リットルの排尿を目指します。
ポイント2:効率的に出す
尿酸は酸性なので、アルカリ性に良く溶けます。そのため、尿をアルカリ性にすると効果的に排出されるそうです。
尿をアルカリ性にするには、野菜・果物・キノコなどの「アルカリ性食品」を多く摂れば良いとのこと。
特にアルカリ性ミネラルの多い食品として、昆布、インゲン、ほうれん草、バナナ、里芋などがあります。
このうち最も摂取しやすいと思われるのが「バナナ」。毎日バナナを食べて、尿をアルカリ性に近づけます。
ウラワザ?クエン酸摂取
「クエン酸ダイエットの効果、嘘と本当 – [栄養管理] All About」に、クエン酸摂取による尿のアルカリ化について説明があります。
クエン酸塩が分解すると血液はアルカリ性となります。次に体の恒常性を保つために尿がアルカリ性となります。アルカリ性の尿に尿酸がたくさん溶けるので尿酸の排泄が増加して原因物質の血中の尿酸値が低下します。
食品添加物規格のクエン酸は、1kg700円程度で入手可能です。
これを入手して、他の食品と一緒に食べたり、水などに溶かして飲めば効果があるかも知れません。
適度な運動を心がける
「肥満が高尿酸血症の原因」によると、『肥満によるインスリン抵抗性が尿酸の過剰生産や排泄障害を引き起こす』そうです。
そのため、摂取カロリーを押さえ、適度な運動を行うことで肥満を解消するのも大事なようです。
まとめ
尿酸値を下げるには、野菜・果物を多く摂り、たくさん水を飲んで、適度に運動すれば良いことが分かりました。
これは一般的に言われる健康法と一緒で、つまりは「健康になれば尿酸が下がる」と言うことのようです。
そうなると、なによりも大事なことは「続けること」だと思います。
無理な摂食制限や、一時的な禁酒・断酒、また思いつきの運動では意味がありません。
「自分が普段出来ること」を認識し、根本の生活習慣を変えていくよう努力する必要があるようです。
出典・参照情報など
本記事をまとめるに辺り、以下の情報を参考にしました。
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