映画「ラブリーボーン」の感想
「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのピーター・ジャクソンが監督した映画『ラブリーボーン』を見たよ。
あらすじ。美少女が黄泉の国から現世をチラ見するよ。
感想。
映像美が素晴らしい!
頻繁に「あの世とこの世の境目」が出てくるんだけど、現実世界に根ざしつつも「あの世」感が出ていて感心しきり。「あの世とこの世の境目」シーンだけでも、この映画を観る価値があると思います。
現世シーンも発色が良く考えられてるし、音楽の良さと相まって、70年代サスペンス風味が程よく感じられます。
主演のシアーシャ・ローナンちゃんが可愛いのも要チェック。輝くようなブロンドの髪、透き通る白い肌、全てを見通すような青い眼…将来は大層なベッピンさんになりそうで、今から期待しちゃいます。
犯人役であるスタンリー・トゥッチも秀逸。演技に引き込まれるというか、途中からどうやっても変質者にしか見えなくなって、この人が嫌いになりそうなぐらいの演技力。
ストーリーは、人によって好き嫌いが出るかも。ギューッと締め付けるような緊迫感を保ったままストーリーが進み、それが開放されることなく終わります。
大観すると家族は「救われた」んだけど、分かりやすい話が好きな人には受入れられないかも。
100点満点で80点。明るいストーリーを求める人にはオススメしません。
YouTube – 映画ラブリーボーン 予告
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