WiMAXルーター「AZ01MR」と「光ポータブル+U300」の違い
WiMAXモバイルルーター「AZ01MR」を試用しているウチに、「光ポータブル+U300」とは違うんだなーと感じるところがあったので、ツラツラとまとめておくよ。
速度差とエリア差と
自分は普段の外出時、「iPhone 3GS + 光ポータブル + b-mobileSIM U300 + 3G通信オフ」でネットしています。
つまりiPhoneでのデータ通信すべてを、日本通信経由のDoCoMo網に回しています。
U300は通信速度上限が300kbpsに制限されているけど、使用可能エリアが広く通信も安定しているので重宝しています。
で、いま現在のAZ01MR試用期間中は「iPhone 3GS + AZ01MR + WiMAX」なワケです。
モバイルルーターAZ01MRは、腰を落ち着けて作業するなら快適です。
AZ01MRを取りだして電源を入れれば、わずか10秒でネットに接続!WiMAX自慢の高速通信で、YouTubeなどのストリーミングサービスもストレスなく使えます。
だけどWiMAXは、室内の奥まった場所や地下などが苦手みたいで、「あれれ、電波が入らないや」と言うことが少なからずありました。
自分はiPhoneの3G通信を切っているので、WiMAXが使えないと、ネットも使えないと言うことです。
電波が入らない場所で、何度となくTwitter投稿やチェックインを諦めるウチに、WiMAXは3G電波かWi-Fiサービスと併用しないと厳しいなーと言う感想を持つに到りました。
電池の持ち
AZ01MRは約6時間の連続使用時間を誇り、WiMAXルーターとしては長時間の運用が可能です。
しかもUSB充電しながらの有線/無線通信が可能なので、ノートパソコンなどと組み合わせて使えば、余裕で1日バッテリーが持つと思います。
だけどiPhoneと組み合わせると6時間で電池が切れてしまいます。
AZ01MRは、無通信時の自動電源オフ機能も備えています。しかし最近のiOSは、"keep WiFi alive"と言うスリープ中でも通信を行う機能が備わっているため、自動オフ機能が働きません。
結局やっぱり、AZ01MRの電源を入れっぱなしにしていると、毎度6時間前後でバッテリー切れを起こします。
対する光ポータブルは、カタログスペックは連続通信6時間となっているモノの、実運用では10時間以上バッテリーが切れないスタミナぶり。
結局、まる1日外出するときは、AZ01MRと光ポータブルを併用している状況です。
チョットした工夫で改善可能
なんだかイロイロと「ダメな状況」を書いてしまいましたが、これらはすべて「今の自分の使い方にあわない」と言うだけです。
3G電波を有効にし、Wi-Fiサービスと契約し、替えバッテリーを持ちあるけばオッケー。ちょっと工夫すれば改善できるコトばかりなんですよね。
そんなワケで、WiMAXの速度に魅力を感じるなら「AZ01MR」は有効な選択肢だと思いますよ。
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