PHIATON製イヤフォン「PS210」レビュー
PHIATONのハーフ・カナルタイプ イヤフォン「PS 210」をお借りする機会に恵まれたので、写真多めのレビューをお届けします。
PS 210について
まず最初にPHIATON PS 210を紹介します。
PHIATONについて
PHIATON(フィアトン)は韓国CRESYN(クレシン)社の音響機器用ブランドです。
CRESYN社は日本国内では無名と言っても良いメーカーですが、実は国内有名メーカーのOEMなどを手掛ける「隠れ大手」なメーカーです。
そのため、無名メーカと言えど実績と信頼を積んできており、十分信頼に足るブランドバリューを持っていると言えます。
PHIATON PS210について
PS210は、耳に差し込む「カナル型イヤフォン」に見えますが、実はインイヤーのように耳のくぼみに挟み込む「ハーフ・カナル型」のイヤフォンです。
使用しているドライバもダイナミック型で、シングルBAに比べると広帯域と響く低音を確保。
カナル型までの密閉性はありませんが、耳の奥まで入ってくる違和感や圧迫感が少なく、歩いた時の振動が気になりません。
完全に密閉されているわけではないので音の逃げ場もあり、長時間のリスニングでも耳に負担をかけることが少ない構造になっています。
PS 210 フォトレビュー
そんな感じで、大きめ写真を使ったPS210のフォトレビューをお届けします。
透明ケースを外したところ。黒を基調としていて、落ち着きと高級感を感じます。
箱裏面。スペックは再生周波数帯域10Hz~27,000Hz、インピーダンス32Ω、感度98db、重さ8.2gとなっています。
付属品一覧。筒型ポーチと交換用イヤーピース、それに説明書が付属しています。
イヤフォン本体のアップ。撮影用にイヤーピースは外してあります。ダイナミック型に筒が付いてるんだね。カバーに空いてる穴は、不要な振動を逃す空気穴なのかな?
PS 210の感想
PS210は、どちらかと言うとモニタ依りの素直なサウンドだと思います。高音や低音を強調することなく、中音の伸びを最もアピールしている印象。
ボーカルは聞きやすいですが、音楽をカタマリとして楽しむにはボリューム不足な感じも受けました。「音を楽しむ」タイプのヒトには物足りなさもあるかも?
遮音性は高くなく、音漏れも少なからずあります。密閉型と言うよりオープンに近い性格に思えるので、遮音性を気にするヒトは要注意かな。
付属のイヤーピースが軽量・薄型すぎて、いまいちフィットしなかったのがザンネン。個人差はあると思うけど、もう少し固さというか伸張性のあるイヤーピースでも良かったんじゃないかな。
デザインは良いと思うので、オシャレして出かける日にもマッチするイヤフォンになりそう。見た目重視の人にはオススメできますよ♪
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