映画「川の底からこんにちは」の感想
石井裕也監督、満島ひかり主演の映画『川の底からこんにちは』を見たよ。
あらすじ。ダラダラOLだった佐和子が、実家のシジミ工場を継ぐことになったよ。
感想。いいね。
どこにでもいる「中の下」なヒト達が、「中の下」なりに頑張って「中の下」の生活を守ろうとする。そんな感じの「潔いネガティブ」を見ていると、いつの間にかスッキリした気分になるよ。
笑いのセンスも良い感じ。これをコメディ映画と言って良いのか迷うけど、笑える個所は多かったです。特に最後のシーンで、社長をバラ撒くのはセンスあるわー。
主演の満島ひかりも良い味を出してました。まだ「原石」って感じだけど、美人だし今後の活躍が楽しみな女優さんです。
前半が重たくて飽きちゃうのと、話しの繋ぎかたが荒々しいのが残念かな。
100点満点で80点。「亀は意外と速く泳ぐ」とか、あの系統が好きなら見ると良いよ。
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