映画「インセプション」レビュー
クリストファー・ノーラン監督、レオナルド・ディカプリオ主演の話題の映画『インセプション』を見たよ。
あらすじ。夢に忍び込むよ。
[youtube=http://www.youtube.com/watch?v=ZfDm3s_IcqM&w=640]
感想。とても面白かった!
まず「夢」という抽象的な概念を見事に映像化していて驚いた。
明確な統一概念がないはずの「夢」を、ここまで一般化して映像に落とすのって並大抵のセンスじゃないよね。
しかもこれ、CGではなく特撮シーンが多いらしい。本編視聴後に見たBD特典映像によると、趣向を凝らした特殊なセットを使って、時間や空間が入り乱れる不思議な世界を作り出しているんだそうだ。
それと「夢のまた夢は倍速」という「縛り」の概念が良かった。お陰で本来曖昧なはずの夢の世界に緊張感が生まれる。
このアイディアひとつで、アクション・サスペンス映画の要素が盛り込まれたワケで、これまた素晴らしいセンスだわ。
音楽も良かったよ。特にエンディングで「あの音楽」が流れたのはサイコーでした。映画本編が終わったあとに鳥肌が立つなんて、他の映画じゃなかった経験だよ。
と言う訳で。
採点は100点満点の100点。久しぶりの満点作品です!
おまけ。クリストファー・ノーラン監督の作品は、「メメント」、「インソムニア」、「バットマン ビギンズ」、「ダークナイト」と見てきたけど、どれも感動的に面白かった。
もしこの映画が楽しめたのなら、同監督の他の作品にも手を伸ばしてみることを薦めるよ。
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