ソーシャルなんて嘘ばっかり!?書籍「ソーシャルもうええねん」の感想
その筋には有名なエンジニアブロガー「村上総裁」の著書、「ソーシャルもうええねん」を読みました。
中々に面白い1冊だったので、簡単に内容を紹介しますね。
村上福之氏、通称「総裁」について
著者の村上福之氏は、海外のサービスをパクった即席サイト「Ameroad」をヤフオクで販売したり、タイ洪水に際してソーシャルを活用した義援金集めを行って話題になりました。
自分はタイ洪水の義援金集めで村上氏の事を知ったクチ。それから村上氏のブログを読み始め、「実に面白いヒトだなぁ」と思っていたトコロ、単著が発売されたとのことで手に取ってみた次第です。
「ソーシャルもうええねん」の内容と読後の感想
この本は、タイトルに「ソーシャルもうええねん」とあるとおり、ツイッターやフェイスブック、YouTubeに関する「ウソ」が主題です。
『なぜTwitterでフォローが多い人は実はカッコ悪いの?』、『「いいね! 」1万人分は、いくらで買える?』、『偽装されるYoutubeの人気動画、その仕組みと値段は?』など、普通のヒトは知らない「ネットのウソ」が、身も蓋もないほどセキララに紹介されているので、ソーシャルに係わるヒトなら面白おかしく読めるはず。
それ以外にもクスッと笑える小話や、ソーシャルを活用した義援金集めの詳細も載っていて、総裁マニアにもオススメできる内容でした。
各種ブログで公開済みの内容を加筆修正して書籍化しているので、総帥マニアの自分は読んだことのある内容も少なくなかったですが、それでも最後まで面白く読めましたよ。
1つ不満があるとすると、「Twitter」や「Facebook」などの横文字が、そのまま縦書きにされていて読みにくかったかな。できたらカタカナ表記に直すなど、書籍化に見合った修正が欲しかったです。
「ソーシャルもうええねん」ピックアップ
ソーシャル系の話題が多い本書ですが、ビジネス系の啓発書としても優秀かも?と思いました。
以下、本書を読んで「ピピッと来た」内容を羅列しておきます。
- 『アイディアで重要なのは、普通の人から何気なく聞いた一言だ』
- 『動いているものを見せれば、大人は納得する』
- 『Webプログラミングは写経』
- 『何かを学ぶとき、最初の最初は、地道にマネすることが大事』
- 『「お金をもらう」とスキルが高速で身につく』
- 『役所は、nullでコールするとエラーは返ってくるものだ』
上記の内容で「ん?」「ほほう?」と思ったヒトは、サクッと「ソーシャルもうええねん」を読んでみると良いと思いますよ♪
そんな感じで!
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