「ホワイトハウス爆破!?」ウソのツイートでニューヨーク株式市場が混乱
アメリカAP通信のツイッターにウソの情報が書込まれ、ニューヨーク株式市場が混乱する騒ぎがあったそうです。
ツイートは「ホワイトハウスで2度爆発があり、オバマ大統領が負傷した」との内容。
すぐに中の人が「アカウントがハックされた!」と気がつき、訂正コメントを出しましたが時既に遅し。
Please Ignore AP Tweet on explosions, we’ve been hacked.
— Sam Hananelさん (@SamHananelAP) 2013年4月23日
株式市場は敏感に反応し、あっと言う間に150ドル近く値を下げ、ダウ平均も140ポイントほど下がったそうです。
ホワイトハウスから否定の声明が出され、AP通信のブログにハッキング被害の報告が出たところで混乱は治まり、株価は元通りになったそうです。
ここで驚いたのは株価が反応するまでの時間。嘘のツイートがあってから、わずか数十秒で株価が下がり始めたそうです。
この早すぎる反応は、主要なツイッターアカウントを監視し、内容を解析して株売買の情報として利用する「自動売買プログラム」が影響しているのではないかとの事。ひゃー、そんなプログラムが動いてるんですね!
しかも「ツイッターを監視する売買プログラム」が切っ掛けとは言え、「ツイッターが株価に影響を与えた」ワケで。
すごい時代になってきたなーと感心してしまう事件でした。
そんな感じで!
☆ AP responds to hacking of Twitter account | THE DEFINITIVE SOURCE
☆ AP通信ハッキング被害によりtwitterに即反応するアルゴリズムの存在とフラッシュトレードの影響力が明らかに : 市況かぶ全力2階建
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