大越冬(だいえっとう)とは
野生動物は常に食料確保が困難である。そのため、食料が手元にある場合は全て平らげることが野生動物界では常識である。
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特に冬季は食料確保が困難であり、秋から冬にかけて、多くの野生動物は自身の胃を最大限まで拡張させ、目前の食料を通常時よりも多く摂取し、脂肪として体内にエネルギーを蓄積する。これにより、冬季中はほとんど食事を摂取せずに過ごすことが可能である。
この現象を野生動物界では『大越冬(だいえっとう)』と呼称する。
春季を迎え、蓄積された脂肪が排出されエネルギー源として利用されるころには、脂肪量は極めて少なく痩せ細った状態に至っている。
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ちなみに人間が脂肪がたくさんついた太った状態から痩せた状態に変わることをダイエットと呼ぶが、それはこの動物たちの習性である「大越冬」に端を発することは周知の事実である。
民明書房刊『キタキツネ、奇跡の越冬術』より
☆ 【北海道】キタキツネ、放置シカ肉食べ「メタボ」 (画像あり) [ネタ元]
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