書評「知らないと恥をかく世界の大問題4 日本が対峙する大国の思惑」
Kindle書籍で池上彰著「知らないと恥をかく世界の大問題4 日本が対峙する大国の思惑」を読みました。
書籍紹介文
Gゼロ時代の世界が抱えるジレンマ。日本は世界とどう向き合うべきなのか?
新しいリーダーが出揃ったいま、多極化する世界が抱えるジレンマの解決が急がれる。さまざまな対立軸を取り上げながら、今後の世界の在り方を見通す池上彰の人気新書第4弾。世界の中の日本を考えるのは、今だ!
発売日:2013年05月10日
定価(税込): 840円
ISBN 978-4-04-731603-4-C0295
角川マガジンズ
目次
- プロローグ 「Gゼロ」時代の新しい世界を見通すー世界を動かす新しい役者は揃った
- 第1章 腐っても“大”国、アメリカが抱える対立
- 第2章 ノーベル平和賞を受賞したのにーひとつになれないEU
- 第3章 世界のエネルギー地図が書き換えられるー基軸通貨ドルの延命
- 第4章 過酷なアラブの夏がやってきたー中東・アフリカの厳しい現実
- 第5章 一触即発の東アジアー危険な大国の内と外
- 第6章 ゼロからわかる安倍政権が目指すもの
- エピローグ 世界は歩み寄れるのか?
書評
分かりやすく丁寧な語り口で人気のフリージャーナリスト池上彰さんによる、世界や日本の「いま」を解説した書籍です。世界の現状を対立構造を軸として解説し、それにより日本を取り巻く状況を広く理解しようと言う構成になっていました。
ニュースで見たり聞いたりしたけれど、詳しい内容は知らないのよね…なんて感じの世界情勢を、大まかに掴むのに向いていると思います。本書だけでは不足する知識も多いと思いますが、本書でザックリした流れをつかみ、詳細は別途自分で調べるのが良いのかな?
紙書籍換算で228ページと手軽に読める分量ですし、空き時間にスマホのKindleアプリでサクッと読んじゃうのが向いてると思います。
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