パナソニック、ベッドが車椅子に変形するロボット「リショーネ」を発表
これはスゴい。ベッドが車椅子に変形するロボット「リショーネ」によって、介護の世界が変わりそうです。
パナソニックから離床アシストベッド 「リショーネ®」の受注を開始 と言うプレスリリースが出ていました。
パナソニックでは、介護・自立支援分野に着目し、介護の中でも負担の大きなベッド-車いす間の移乗介助を支援する介護ロボットの開発を進めてきました。
「リショーネ®」は、こうした活動の成果として商品化されたもので、電動ケアベッドと電動リクライニング車いすを融合した新たな概念のロボット介護機器です。
引用元:http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/2014/04/jn140416-2/jn140416-2.html
ベッドと車椅子を融合した新たな概念のロボット介護機器!おもわず「老人Z」を思い出したのは自分だけでしょうか。
介護現場においては、重度要介護者の移乗介助は、2~3人の介助者による持ち上げ移乗が多く行われています。持ち上げ移乗は介助する方の身体負担が大きいだけでなく、介助を受ける方にとっても不安感、身体への負担が大きく、転落などのリスクがあるため、介護現場では重要な課題の一つとなっています。
引用元:http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/2014/04/jn140416-2/jn140416-2.html
これまでは複数の介助者で行っていた車椅子への移乗が、一人の介助者だけで安全・簡単・スムーズに行えるようになるとのこと。介助を受ける方を持ち上げずに移乗できるので、転落の心配がないのもポイントですね。
また、安全性に関しては国際規格「ISO 13482 Robots and robotic devices – Safety requirements for personal care robot」の認証を2月に取得しました。本規格は、パーソナルケアロボット(生活支援ロボット)の安全性に関する唯一の国際規格として本年2月に国際標準化機構(ISO)から発行されました。
引用元:http://panasonic.co.jp/corp/news/official.data/data.dir/2014/04/jn140416-2/jn140416-2.html
気になる安全性にも配慮されているそうで、世界ではじめてパーソナルケアロボットの安全性に関する国際認証を取得したそうです。
今後はいま以上に介護の需要が高まるのでしょうし、「リショーネ」のような介護機器ロボットの発展に期待したいですね。
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