バルミューダ グリーンファン、使ってわかった良いとこ悪いとこ!「GreenFan Japan」の感想レポート
独自の技術によって自然界のやさしい風を再現した扇風機「GreenFan Japan」を体験するバルミューダのキャンペーンに参加中です。
この度、キャンペーンモニターとしてGreenFan Japanを使用する機会に恵まれましたので、実際に使ってわかった「GreenFan Japan」の良いところと悪いところを紹介したいと思います。
「GreenFan Japan」の良かったところ
まずは「GreenFan Japan」を使ってみて良いと思ったところを紹介します。
自然の風が気持ちいい
GreenFanの一番の売り「自然の風」ですが、体感するとやっぱスゴいです。
風量に関係なく、扇風機から50~60センチ程度離れると直線的な風が消失するポイントがあり、そこから先は「風が吹く」じゃなくて「空気が揺らめく」感じになります。
この揺らめく風が扇風機とは思えない自然さで、ずっと浴びていても不快感がありません。
夏場になったらエアコンを弱めにかけ、それプラス「GreenFan Japan」の自然の風を浴びるようにすると、スッゴく快適に過ごせるんじゃないかと思います。
遠くまで風が届く
公称で15メートル先まで風が届くとのことですが、宣伝文句に嘘偽りなし。
「GreenFan Japan」を2部屋先に置いて使っても、空気が揺らめくのを感じます。思ってる以上に遠くまで風が来ますね。
部屋の隅などに「GreenFan Japan」を置いて、部屋全体の空気を動かすのが賢い使い方になりそうです。
とにかく静か
最弱運転時はごくごく近くまで寄らないと、動いてるのが分からないぐらい静かです。下から2番目の風量でも、ほとんど気にならない音量ですね。
風量3以上にすると音がしますが、風量を考えれば納得できる音量です。
カッコイイ
趣味嗜好はあると思いますが、見た目のカッコ良い扇風機ランキングを作ったら上位に入ること間違いなしのカッコ良さ。
しかも部屋に馴染むインテリアのようなデザインなので、オシャレな部屋でも普通の部屋でもマッチすると思います。
省エネ
公式サイトの記述によると「1日8時間使用しても、ひと夏(90日間)の電気代は24円」とのこと。
疑い深い自分はホントかよ?と思い、ワットモニターを使用して実際の電気代を測定してみました。その結果は…
1日約8時間x3日間の電気使用料金を調べてみたところ、電気代の合計は0.5円でした!単純計算で90日15円となるので、驚くほどの低消費電力であることに間違いないようです。
もちろん使い方によって増減はあると思いますが、それでもひと夏(90日間)の電気代は数十円に収まりそうですね。
使ってみたら問題なかったこと
スペック表や前機種までの評判で気になっていたけれど、使ってみたら問題なかったことを紹介します。
リモコンの受信感度はバッチリ
前機種となるGreenFan2はリモコンの感度が悪いと言われていましたが、最新機種「GreenFan Japan」ではキッチリ改善してきたようです。
ためしになるべく離れて使ってみましたが、我が家の端と端、8メートル以上離れた場所でもリモコン操作を付け付けました!左右からの操作も、扇風機より少しでも前側から操作すれば受け付けるようです。
扇風機上方や後方からのリモコン操作は受け付けにくいですし、ポール前部に付いているリモコン受光部を遮るとNGですが、普通の使い方ならリモコン操作で問題になることは少ないと思われます。
ボタンが上にあるけど逆に使いやすい
「GreenFan Japan」は、各種操作ボタンがファンの後ろ側、モーター部の上側にあります。
他の扇風機と異なる場所なので「使いにくいのでは?」と思っていましたが、実際は屈まずに使えて便利でした。ちょっと目鱗。
高さ調整できないけど、風が広がるので問題ない
「GreenFan Japan」は、普通の扇風機なら付いている高さ調整の機構がありません。中間ポールを脱着することで、トールサイズ/ショートサイズの変更は出来ますが、ふだんは固定された高さで使うことになります。
高さ調整が出来ないと不便だろうなぁ…と予想していたのですが、実際に使ってみるとGreenFanは「高さ調整が不要な扇風機」と言うことが分かりました。
普通の扇風機は風が直線的なため、自分に向けて風の向きや高さを調整する必要があります。ですがGreenFanは風の流れが面となり、部屋全体の空気が動くので、高さ調整せずとも自分の周りに風が来るんです!
これも使って分かった目鱗ポイントですね。
不評だった持ち手の位置が改善
前機種までは取っ手がモーターの後ろにあり、持ち上げにくいと不評でしたがキッチリ改善してきたようです。
GreenFan Japanを持ち上げる場合、ファンガードの裏側上部にある凹みに指をかけて持ち上げます。何度か持ち運びしましたが、特に違和感なく普通に持てました。
「GreenFan Japan」の気になるところ
ここまで色々と褒めてきましたが、「GreenFan Japan」を使ってみて気になったところも紹介します。
実際は欠点とも言えない揚げ足取りに近い内容もありますが、気がついたことは良いも悪いも書きますよ!
ACアダプタがちょいデカい…
ACアダプタがすこし大きいです…
コンセントの刃の方向が変えられるので、他のコンセントの邪魔になることは少ないと思いますが、できればもう少しコンパクトにして欲しかった。さらに欲を言えば、本体に内蔵してくれると嬉しかったかなー。
首振りでちょっとだけ音がする
首振りモードで使うと、ホンのわずかですが音がします。首振りの端まで行って折り返す時、小さな音で「キシッ」っというような感じ。
勘違いしないで欲しいのは、他の扇風機に比べて首振り音がうるさいと言うワケではありません。「GreenFan Japan」が静かだからこそ首振り音が耳に付くんだと思います。
普通に使っていれば気になる音量じゃないし、首振りモードなしでも快適に使えると思いますが、「ちょっと音がする」というのは覚えておいて欲しいです。
風量2と風量3の風量が違いすぎる
「GreenFan Japan」は風量が4段階に分かれています。この風量モードを小さい方から風量1 – 風量4とした時、風量2と風量3の差がデカいです ^^;
ただまぁこれも、5月の気温で使う分には風量1か風量2で事足りているので、現状では問題にはなってません。
でも理想を言えばもう少し細かく風量調整ができると嬉しかったです。
おわりに
「GreenFan Japan」は、完成度の高い良く出来た扇風機でした。
売り文句の「自然の風」や「静音性」に嘘偽りはなく、前機種に比べ細かい使い勝手もブラッシュアップされています。言い方は悪いですが、たかが扇風機をよくぞここまで作り込んだなと驚くほどです。
ただヒトツ気になるのは、やはりその価格。税抜き価格35,000円と言う値段に納得できるかが購入のポイントになってくると思います。
説明書に依りますと、GreenFan Japanの保証期間は2年、耐用年数は10年との事。大事に10年使って年額3500円と考えれば、財布の紐も緩むかも知れませんね。
GreenFan Japan体験記は GreenFan Japanをコードレス扇風機にする「バッテリー&ドック」使用レポート に続きます。
ディスカッション
コメント一覧
まさか扇風機に工具が必要とは。しかも小さくて見当たらなくなってしまった。店頭販売も無く、直接電話注文、代引きで日にち時間まで指定、幼児用スプーン程の大きさで1500円弱!! もう少し無くすなってわかるようにして欲しかった。
コメントありがとうございます。工具とは具体的になんの工具でしょうか?