モニターの色を補正する、モニターキャリブレーターを使ってみた

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ちょっと前に手に入れていたモニタキャリブレーター「i1Display Pro」をようやく活用。

タバコの箱より小さな機械だけど、コレのお陰でメイン/サブとして使ってる2枚のモニタの色がほぼ同じになった!逆に今までこんなに色のズレたモニタを使ってLightroomで色補正してたと考えると「昨日までの俺は何をやってたんだ?」とも思えてきた。

そんな感じのi1Display Proを使ってみた感想をまとめました。

補正作業自体は難しいことはなく。こちらのブログも参考にさせてもらいつつサクサクッと。

SW2700PTをハードウェアキャリブレーションしてPhotoshop、Lightroomで活用する方法 | studio9
i1 Display Proを使ってモニターキャリブレーションする方法と設定 | studio9

メインモニタのSW2700PTは、メーカーであるBenQ謹製のツール「Palette Master Element」を使って半自動実行。

サブモニタのLCD-MF234XPBR2は、ディスプレイのOSDメニューを出して、輝度と色温度(RGB)を手動調整。

いままで自力でやっても合わなかった2つのモニタの色が、調整後はD6500・120カンデラで合致し、ほぼほぼ同じ色で見える用になりました。地味に感動です。

でさ。最初の話しに戻るんだけど。

メインモニタSW2700PTに関して言うと、買って日も新しく、しかも色に拘ったモニタだけあってそれほど大きく色ずれしてませんでした。

でもサブモニタのLCD-MF234XPBR2に関しては、今まで真面目に色調整してなかったこともあって、かなり大きく設定を変える必要があったのよね。

去年の今ごろの自分は、この色ズレしまくったLCD-MF234XPBR2で写真の色を調整してたわけだけど、それはいったい何に向かって調整してたんだ?と思えちゃって。知らなかった、分からなかった、と言うのはあるんだけど、今となって振り返ると無駄な作業に思えてきた。

そもそも「なにが正しいか?」って話しもあるし、補正したディスプレイを使ったとしても自己満足に近しいとは思うけど、それにしたって色調整をしていないモニタで写真の色を補正するのは、作業の目的が怪しい行為なのかも知れない。

i1Display Pro自体がそれなりのお値段がするので「写真を現像するヒトは全員買うべき!」とは言いにくい。けれども自分に関して言うと「買ってよかった!」って感想しかないことをお伝えし、本日の記事を締めさせて頂きたいと思います。ご清覧ありがとうございました。

i1Display Pro アイワン ディスプレイ プロ | Xrite